レイヤの生活
女の子にモテたい。
女の子を引き寄せるには様々な手法がある
お金持ちになる ルックスがいい スポーツが出来る
各年代ごとにモテる要素は違うだろう
中学生 いわいる不良といった部類がモテやすい傾向にある
なぜか、中学生は思春期の時期だからであろう
親に反発したい心は男も女も変わらないのだ。
社会に反発している不良というのは、親に逆らいたい自立したい女子の感性を勘違いさせ、社会に反発する男=カッコいいといった定義になる
高校生 カッコいい部活に所属しているor勉強ができる。これがモテやすい傾向にある
なぜか、高校生は肩書きに憧れる時期だ。カリスマ美容師.デザイナーなどなど、将来を意識し、なりたい自分をイメージさせる時期である高校生にとって肩書というのは魅力以外の何物にも代えられないのだ
問題なのは、ここからだ。
高校卒業後、専門学校に進む人は夢を追いかけ恋愛とは遠ざかったところにいる
大学生はウハウハ人気者がモテるだろう。
しかし、オレはこれらを通り越し、社会人になってしまった。
夢を追いかけ、夢を叶えた後に待っている社会の大変さ、これにより安定であったり、厳しい社会の中で楽に生きたいという、女の子から女性に変わってしまう時期なのだ
かくいうオレは23歳。ルックスは普通。仕事は職場の鮮魚、入社三年目
デザインの専門学校に通っていたが、授業内容が難しく無難なスーパーの品出しに応募したのだが、鮮魚の部署にあてられてしまった。
毎日決められた切り方でマグロを切りトレーに乗せパッカーで閉じ、売り場に出す日々。
チーフ.店長のいう事は絶対。月給は22万円。ボーナス一ヶ月分。
鮮魚という閉じ込められた空間にいるのは、パートのおばちゃん。学生アルバイト。高卒で入社した正社員の子・チーフ・魚屋で長く務めたおじいちゃん。
出会いなどないではないか。
朝も早く夜も遅い。
ならばと婚活パーティーに参加したのだが、みな聞いてくるのは給料や昇給の可能性ばかり。
では、もう出会いなど諦めてゲーム・ネットに没頭しようか