私は動く物なり。
自分で読んで「あ、これただのプロローグだな。」って思いました。以上です。
私達はスーガク村で静かに暮らしていた。
だが、そんな平穏はキョーシ帝国の侵略と同時驚くほど簡単にに消え去ってしまった。
他の兄弟達は皆バラバラになって逃げ、残るのは私だけになってしまった。
しかし、兄弟達は繋がっていた。まだ希望は残されていたのだ。
だから、私はバラバラになった兄弟達をまわる旅に出ることにした。
また、あの平穏の日々を取り戻すために。
そしてキョーシ帝国の権威の象徴である、セート軍に地獄を見せるために。
そう、私の名は――――
てんぴー