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初めまして異世界

目を覚ましたらそこは牢獄だった!

「いやどういうことだよ!」

叫んだ

なんで牢獄にいるのかわからない

確か僕は屋根の上から飛び降りて

あれ、死んでないってことはここ異世界?

「うるさいぞ貴様」

様子を見にきた兵士的な人に聞いてみる

「ここは"レディワ"ですか?」

「その通りだが」

やった!

僕は異世界にこられたんだ!

爺ちゃん!やったよ!僕やったよ!

やばい、涙でてきた

「急に泣き出すなんて…気持ち悪い」

兵士的な人に罵られた

よく見てみるとこの人すっごい美人さんだ

大事なところだけ隠す甲冑とか美しいですよね

「立て。主がお呼びだ」

「あるじ?」

「そうだ。このグラン帝国の主、ナルガ=グラン様がな」


@


「あんたわぁ、あたしが拾ったわけなんだけどぉ…どぉされたい?」

なんか変なのでてきた

見た目はとっても美しいギャル

中身はギャル

なんだこのギャルは

僕はあまりギャルは好きじゃないぞ!

「答えてよぉ」

ペシッ

なんかムチ持ってるよ

まさか爺ちゃんはこの人に調教されたのか?

「はーやーくー」

とりあえず今は早く答えるしかないみたいだ

「牢獄からだして欲しいです!」

正直に言って見た

だってせっかくの異世界なんだから見てまわりたい

「ん、いいよぉ」

主らしいギャルが手を振った

「また会えたら会おーねぇ」


@


そして僕は城から放り出された

ってか城?!

ここ城だったんだ

てか外すごいな

「本当にここ、異世界なんだ」

よくあるゲームの異世界と同じ景色が広がっていた

違うことは

「女の子ばっかってことか」

にやにやが止まらない

だって美しすぎる女の子がいっぱいいるから

逆に男がいないってのも嬉しいかな

「さて、あそこに見える街にでも行こうか」

「悪いけど攫うね!」

「な!」

なんか攫われた

え?なに?攫われた?

なぜだか僕は女の子にお姫様抱っこされているようだ

「あの、なんで僕を攫ってるんですか?」

気になるから聞いてみる

「あなた男でしょ?だからに決まってるじゃない」

意味がわからない

男だから攫うっておかしいでしょ

「いや、よくわからない」

「だから、男は絶滅危惧種なのよ。だから男は取り合うのが普通なの…よっ!」

僕を攫っている女の子は何かを避けるように横へ跳んだ

「って槍じゃん!」

「…ちょっと早くするから黙っていてね!」

さっきより走るペースが速くなった

実はもう一つ気になることがあった

胸が目の前でものすごくバウンドしているのだ

もう一人の僕はずっと臨戦体制だった


@


「ようこそ!オルドディランタへ!」

連れてこられた場所は使われていない喫茶店のような場所だった

「早速聞くけど、あなたどこからきた人?名前は?年齢は?」

そんな一度に聞かれても

「異世界から来た。木野優斗。もうすぐ18の17歳」

答えられるけどさ

「ふぅーん…って異世界?!」

やっぱり驚くんだ

「異世界って本当にあるの?!」

「うん」

「男がいっぱいいるんでしょ?」

「いっぱいというか、半々くらい?」

「…いいなぁ」

「へ?」

なんでいいなぁ、なのかわからない

「だってさ…この世界には男が少な過ぎて争いが絶えないんだもん」

そういえばさっき聞いたな

『だから、男は絶滅危惧種なのよ。だから男は取り合うのが普通なの…』

うーん

つまりこの世界で俺は取り合われる存在ということか

…アリだな

「あーそういやさっきの城ってなんなの?」

「城…グラン帝国の主が住む城よ」

彼女は嫌な顔をして話してくれた

「グラン帝国は男を牢獄に閉じ込めて子孫繁栄の権利を独占しているの。誰だって子どもが欲しいのに…」

「じゃあなんで俺は助かったんだろ」

「もしかして、気に入られたのかもしれないわね」

あのギャルにか

それはあまり嬉しくない

「じゃあ早くやることやってしまいましょうか」

急に彼女は服を脱ぎ出した

「なにおぅ!」

「子どもを作るのよ」

あっけらかんと言いやがった

…なん…だと?

「それって…SとEとXのあれですか?」

「セックス、性交とも言うわね」

「おうハレンチっ!!」

なんかもう混乱してきた

「早くあなたも脱いで。いつ邪魔が入るかわからないんだから」

そういう彼女はもう下着姿

「いや、僕、名前も知らない人とはちょっと」

「ユナ、ユナ=ウィンコット」

「いやけど、あ、でも」

「もう、私が脱がしてあげるわよ」

気づいたら脱がされていた

んで押し倒されていた

「恥ずかしいから…あまり見ないでよね」

裸になった彼女が僕の上にまたがる

改めてみると美しさがよくわかる

スタイルは抜群、胸も抜群、顔も抜群だ

もう意味がわからない

「…じゃあ…挿れるわね」

混乱して動けない僕を無視して彼女はもう一人の僕をあそこに…


「何やってるんですかユナァァァァア!!!」


「うわっ!!」「きゃっ!!」

ドアを打ち破ってきて誰か入ってきた

そのひょうしにユナさんと僕の体は離れた

「何って…子作りよ」

立ち上がって堂々と言うユナさん

少しは恥ずかしがって欲しい

「子作りって!!抜け駆けはさせないですわよ!!」

とか言って乱入者さんも脱ぎ出す

いやいやなんでだよ!

止めに入ったんじゃないんですか!

「改めて私も混ぜてもらいますから!」

「仕方ないわね」

「仕方なくないでしょうがっ!」

なんとか起き上がった

このままではこの2人に僕の初体験が奪われてしまうから

いや、それでもいいっちゃいいんですけど

でもでも

「愛のないセックスはダメです!」

と言って僕の性交論を聞かせてやった

ちゃんと服は着ました


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