甘美のBee
今日も学校疲れたなぁ~、全然勉強してないから当てられると困っちゃうよ...。
刺原「あ、ねこちゃん!」
いつも通学路にいるんだよねー!かわいいかわいい♪
ってかそんなことしてる場合じゃないや。
刺原「ボスが待ってるから、またねー!」
ギィィ
事務所の重たいドアを開けるといつもの世界。
ふかふかのソファーにかっこいいデスク!
そこにはもーっとかっこいいボス! と うかさん。
刺原「たっだいま~♪」
蜜流木「おお、戻ったか」
刺原「もおー!学校疲れたよぉ、今日に限って先生に当てられちゃうしさぁー!」
蜜流木「それはお疲れなこった、今は仕事がないからゆっくり休め。」
刺原「ありがとー!ボス♡」
ソファーに寝転んでスマホをいじる。
枢木「あの...」
蜜流木「うわっ?!」
枢木「すすす、すみません!驚かせてしまって...」
蜜流木「あ、ああ、いいんだ、どうした?」
げっ、みたま...。
メンバーとはいえ苦手なものは仕方ないよね~。
表面上仲良くやってるつもりだし、大丈夫大丈夫!
刺原「ボスー!なんかお菓子ないの?お菓子ー!」
デスクにいるボスに声をかける。
枢木「きるみ...またボスに向かってそんな口を利くなんて、次はあなたを掃除しなきゃいけないみたいね...。」
蜜流木「どうどう、落ち着けお前たち。まずは依頼が来ないのを考えないとだな...。」
刺原「みたまのケチー!お菓子持ってないなら帰ってよね!バカ!」
枢木「やっぱりあなたから掃除しなきゃいけないみたいね!!」
ボスに盲信なのはいいけど私にまでとばっちりくるのやめてほしいんだけど!
刺原「じゃあポーカーで勝負ね!きるみに勝てると思わないけど~!」
枢木「望むところよ...生き埋めと土葬どっちがいいか今から決めておくことね!」
これが私の大好きな居場所、ファミリー。
この場所がいつまでも続けばいいのにな...。