9章「あの日見た魂」
<あらすじ>
ペルフェの体を奪い憑依したハオを追って、ある廃校へと辿り着いた”彼”と南陽。ペルフェの能力を扱うハオに為す術もなく撤退した先にあったのは、”彼”の体。その体はつぐもと同等の身体能力を持ち、それを用いてハオとの激戦を繰り広げた。苦戦した末、ついにハオへ憑依した”彼”。精神的な暗闇の空間でペルフェと合流し、ハオを打ち破った。そして、ハオが最後に示唆するのはつぐもの居場所。それは、”彼”とペルフェがこれから向かう場所――――総理官邸――――
<登場人物>
・???(主人公)
廃校でのハオとの戦いで自らの体に戻ることができた。
・南陽
ハオとの戦いで負傷し、戦闘後、『奪回者』の拠点へと撤退した。
・ペルフェ
ハオからの憑依から解放され、主人公の助太刀をする。
・ハオ
『天の癇癪』の被害者であることが判明。そして、彼女を纏う魂は『天の癇癪』の被害者の憎しみ。だが、彼女の憎しみはそれに影響されたものではない。ハオの中の存在が彼女だけになったそのときまで、彼女の感情は憎しみに満ちていた。
・しいら
本編の方でもお知らせいたしましたが、次章最終章です。最終章についてはこちらのあらすじ及びキャラのまとめは投稿いたしません。本編最終章は準備が出来次第更新いたしますので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。