精霊使いの皇女様は、召喚した高位精霊の元ヒロインと元悪役令嬢に応援されています。
乙女ゲーム『チューング・ハート』
正規ルートでは、伯爵令嬢のシエナ・カルクが、アルバート・エル・ルアメイヤ王子と結ばれる。そして公爵令嬢だったリディーナ・グランデルトは、悪役令嬢として没落に至るのだった。
これは、ヒロイン正規ルート終了から300年後の世界。シエナとリディーナが生まれ育ったルアメイヤ王国は既になく、新たな皇国が誕生していた。精霊使いとしての素質を持って生まれた皇女の恋の物語。
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どこか予感はあったの。
きっと、この精霊の召喚は上手くいくっていう予感。私にも、ついに中・下級精霊が応えてくれるって、なんとなくだけど、そう思っていたの——。
精霊召喚のための召喚陣が光り輝く中、私は言葉を紡いでゆく。地面と水平に上げた両腕をゆっくり開きながら、指先で召喚陣から浮き出る術式をまとめあげていく。
「……大地と天空をつなぎとめし、数多の精霊よ。我が声に集い、願いに応えて、彼の下に顕現せよ——、」
速まる鼓動を抑えるべく、私は一度、乾いた唇をつぐんで舌で舐めから、ゆっくりと口を開いた。精霊を呼ぶ“その唄”を、精霊とともに歌う“その唄”を声に乗せた。
「—— “精霊輪唱”」
まず、風が踊った。銀色の私の髪の間を通り抜ける。ついで、草花がサワサワと歌い始め、舞い。湖の水が音を奏で、木陰がユラユラと揺らめき、最後に太陽と月が微笑んだ。
そうすると、星たちが私の下へと落ちきて、徐々に集約し始め、人の形を取っていく。
「……うそ……。高位精霊……?」
この世界で人の形をとる精霊は、高位精霊の中でも准精霊王か精霊王しかいない。頬が熱くほてる。驚きながらも、口元が弧をえがいてしまう。
『光の准精霊王、シエナ。ここに参りました』
やがて、私と同じ銀色の髪の、清純な精霊の少女が目の前に降り立った。すごい、本当に准精霊王なの?まじまじと見つめてしまった私に、精霊が優しく微笑みかけてくれた瞬間。火の素がなにもない野原で炎が爆ぜた。
『ちょっとお待ちなさいな!』
「きゃ……!?」
炎が燃え広がって、黒髪翠眼の苛烈な少女精霊がもう1人、現れたのだ。
『人の、いえ、この准精霊王の登場も待たずに何を進めているのですか!私を忘れてもらっては困りますわ。火の准精霊王……リディーナ。此処にお出ましですことよ!人間よ、跪いて感謝なさい!』
准精霊王のリディーナが、腰に手を当てて、横暴な態度で私に話しかけてくる。高位精霊が二人も召喚出来てしまった事実に困惑していた私は、精霊のその態度にも目を回しそうになっていたが、一度落ち着こうと、深呼吸をして脈を整える。
白いドレスの裾を持ち上げて、腰を落とす。背筋は曲げず、真っ直ぐに。精霊たちの目を見て微笑みかけ、裾を持っていない方の手をそっと体とドレスに添えた。
「はじめまして、光と火の准精霊王たち。私の名は、リエス・ルア・ルテシュード。ルテシュード皇国の皇女。どうか簡単に跪いてみせることができない我が心根にお許しを……」
和やかな光の准精霊王、シエナが同じように高貴で清廉された礼を返してくれる。
『もちろんです。皇女様を跪かせる権限は、精霊王とて持ち合わせていませんよ』
「は、はいっ!ありがとうございます……」
思わず、他の王族を沢山見てきた皇女の私ですらも魅力されてしまい、声が上擦った。
『ふん!相変わらず、外面だけはいいですことシエナ』
『ふふっ、リディーナ様も相変わらずですね。性懲りもせず、300年間その生き様を貫いてこられたのですか?』
な、なんだか……不穏な空気が漂い始めていた。ギスギスとした空気の中で、私はどうしようもなく蚊帳の外にいるばかり。
大丈夫、なのかな……?と、これからのことを思いやると不安しかなかった。
☆
人は死ぬと精霊樹の元へとかえり、その魂の大半が中・下級精霊として、生前の魂の素質ごとに各属性の精霊王へと送られる。
中・下級精霊たちは、精霊としての役目を終えた後、輪廻を廻るというが、高位精霊はそうはいかない。高位精霊である准精霊王と各精霊王が交代するのは、代替わりの時のみで、彼らには自我があって、長い時間を生きていることが多いとされている。
シエナとリディーナも、次期精霊王として控えている准精霊王。光と火の高位精霊たちだ。300年ほどその地位に収まっているらしい。そう彼女たちは300年前、この世界で生きていた元人間なのである。
私からすると200年前、(シエナとリディーナからすると100年後)ルアメイヤ王国という王国があった。その王国を統一した国——、それこそが私の産まれた我がルテシュード皇国なのだが。
シエナたちの話によると、『私、実はルアメイヤ王国の王妃だったのですよ〜』『私は王族とも肩を並べられるほどの誉れ高きグランデルト公爵家の公女でしてよ!』『私を殺害しようとして没落しちゃいましたけどね』『一言余計ですわ!?』ということだ。
「—— つまり、むかしにあったルアメイヤ王国の王子と、元々婚約していたリディーナが、シエナに王子を取られて嫉妬し、殺害しようとして没落したと……いうことね!」
フリルのエプロンを付けた私が、クッキーの生地を混ぜて絞り袋に詰めている中、見守ってくれている精霊たちに確認してみた。
『えぇ、婚約している王子との恋……なんて褒められたものではありませんが……、当時のリディーナ様の横暴さ加減は、火山が噴火する如く凄まじかったものですから……。周囲に反対する者はいなかったのです。さて、どんな形を作りますか?』
過去を恥ずかしそうに語ったシエナ。精霊の魔法で、フワリと生地の入った絞り袋が浮いて、紙をひいた鉄板の上にラインの入ったハート型を作り出す。
『……ふんっ、誰よりも強く、気高く、美しくあれと言われ育った私にはただ……誤った方向へと進むところで、諌めてくれる存在がいなかっただけですわ。なら、こういうのはどうかしら』
同じくリディーナが、不貞腐れながらも絞り袋で、生地を丸く食べやすい一口サイズに絞る。
卵を割って、クッキーの生地を作る工程から、なんだか二人にレクチャーされっぱなしの私は、思ったことをそのまま口にしてみた。
「……二人とも、クッキー作り手慣れてるのね……」
『『生前、殿下に、飽きるほど作ってあげてましたから』』
なるほど、恋する乙女が考えることはいつの時代も同じのようだった。
「……カインに、喜んでもらえるかしら……」
生地が並んだ鉄板を持ち上げてオーブンへと入れる。徐々に生地が黄金色に変化していく様子を見ながら、私は不安でエプロンの胸元についているリボンを握りしめた。
『さぁ?どうかしらね。私の場合は、いやぁ〜な顔をされて、受け取ってもらえたと思ったら、すぐに侍従に渡されました。今思い返すと、アレは絶対後で捨てられていたのですわ……うふふふ……っ』
余計に不安になるよ!でも、嫌なこと思い出させてごめんなさいリディーナ。今にも闇落ちしそうな精霊に、ほろりと涙が出そうだった。
『ま、まぁまぁ……。え、ええと……私はその場で食べて喜んでもらえましたけど……。ごめんなさい、ごめんなさいリディーナさまぁ。怖い顔で睨まないでくださいませっ!」
あああああ……この二人を一度に召喚してしまってよかったのかしら……。気のせいか、ううん気のせいじゃないけど、リディーナの傷がどんどん深くなっていくような……。
『何かしら、その申し訳なそうな表情は、人間!さ、300年も前のことですわ。貴方には関係なくってよ!……まぁ、だから。相手の表情をよく見たらいいのですわ。迷惑そうにしていたら脈なしと思って間違いありませんから』
「うぅーっありがとーリディーナ!」
『なんで泣くのかしら!?』
無理に意地を張って、自分のことは棚に上げて私を励ましてくれるリディーナの姿に、目頭が熱くなる。うぅー、自分の傷を抉りながらも、応援してくれてありがとうリディーナァ。
『みゃ、脈なしとわかっても、その後の態度が重要ですよ!相手からの好感度を上げられるように努力していきましょう?ねっ?』
「ぐすん……はい、そうね。ありがとうシエナ」
そんなこんな喋っているうちに、クッキーは綺麗に焼きあがった。3人で顔を見合わせ、焼きたての良い匂いと共有した恋心の効果もあってか、一斉に口元を綻ばせた。
『綺麗に包装するのも大切ですよ。中身は透けて見えるほうが安心感を持ってもらえます!こっちの透明な袋の方がいいですよ』
『そんな地味な袋を使うくらいなら、こっちの色違いで華やかな組み合わせのリボンと飾りを付けなさいな。後は手紙でも添えるといいですわ』
出来上がったのは、赤とオレンジのリボンで飾られた透明な袋と、その中に入った綺麗な黄金色に焼けた一口サイズの丸とハート、それから少し大きめサイズの波打つリース型クッキー。(ちょっとしたお手紙を添えて)
はじめてクッキーを作った私も、中々の力作に自信がみなぎってくる。ひとえに、手伝ってくれた精霊たちのおかげだ。
「二人のおかげね!私、カインに渡してくるわ」
『なら、私たちも最後まで見守りましょう。ね!リディーナ様!』
『えぇ、もちろんですわ!』
准精霊王といえども元少女。人様の恋路に興味津々ノリノリのようだった。
☆
カイン・ライラック、それが私の初恋の人の名前だ。皇国において最も信頼のおける騎士の家に生まれた彼は、私の幼馴染で第一の護衛騎士で、魔道士でもある。
剣よりも、魔法の使い手としての素質の方が高く、護衛が休みの日は、剣士たちの修練場ではなく、皇宮の図書室にいつも篭っている人だ。
いつの間にやらカインの前でだけ、すっかり可愛くない性格になってしまった私は、彼から好印象を受けているとは言い難い。
『早く、お入りなさいなリエス』
「だって、だって、だって……。カインに会うとなると緊張しちゃうんだもの」
図書室の前で中々中に入れず、モジモジと立ち往生している私に、リディーナが呆れてかけていた。
『入って直ぐに会うわけではありませんし……頑張って中に入ってみましょう!』
図書室の中を見回ってきたらしいシエナが、扉から顔を出してファイトー!っと声援をくれる。ちょっとだけ、勇気が出た私は、音を立てないように気をつけながら図書室の中へ。
——あ、いた。
図書室の最奥、ロフト状になった隠れ部屋のような空間に、カインはいた。丸窓から温かい木漏れ日が差し込むその場所は、カインのお気に入りの場所なのだ。
彼の本へ真剣な眼差しを落とす藍色の瞳、その横顔、窓からの木漏れ日に照らされる紺色の暗い髪も、擦れたインクが乗っている頬も、前のめりになって少し丸まった背中すら、可愛らしくて愛おしくて仕方がない。
——好き、だなぁ……。研究に熱心なカインの姿……。ずっと、見ていたい……。
『へぇ……騎士のくせに随分と小柄で可愛い顔の割には、すこぶる生意気そうなやつですわね。本当に貴方より歳上ですの?』
『随分と真面目な、いえ、頑固そうな……方、ですね……』
「もう!二人とも……!」
「……コホン、姫さま。もしかして俺のことをなじる為だけに、そんな位の高い精霊たち呼んで引き連れてきたんすか……?」
カインに見惚れていた私の傍で、好き勝手なことを言う精霊たちの声が届いたらしく、本を読んでいたカインが、僅かにムスッとした表情をして、階下の私たちを見下ろしてきた。
『あら、気にしていたみたいですわね。表情もあまり動かない……もっと表情筋を鍛え方がよろしくてよ?』
悪役っぽい笑みを、カインに向けて浮かべるリディーナ。その精霊からの嫌味に、少年の眉間にしわが寄る。
「す、ストーップ!待って、待って、リディーナ!」
『第一の騎士たる者が、護衛の任務もせずにこんなところで何をしているのかしら……と、元王妃らしく気になってみました〜』
「シエナ!?ほのぼのと笑顔で言っても、ケンカ売ってるのは変わらないわ!?」
もう!!なんで急にカインの事、そんな風に言うの二人とも!
心がモヤモヤしてしまって、心のままに、私は叫んだ。
「カインは、カインは……今日はお勉強の日だから、私の第一の騎士として魔法の勉強を頑張ってくれてるの!背が低くたって一番カインが強いし、格好いいし、表情が薄いところもカインの魅力的なところなのよ!カインは私の自慢の騎士様なんだからーーー!」
ずるり、とカインの手から厚い本が滑り落ちた。積んでいた本の何冊かがバサバサと、私の目の前に落ちてきた。
大声を出して恥ずかしがる間もなく、私は本の落下にびっくりしてしまってカインを見上げる。
「カイン……?」
「す、すみません姫さま。……ケガ、ないすか……?」
「私は、大丈夫……だけど……」
カインはちょうど、本を拾おうとして梯子を降りてくるところだった。私と同じ地に足をつけると、こちらに目もくれず、金の刺繍が入った瑠璃色と白色のケープのフードを深く被って、床に散らばってしまった本を拾い始める。
精霊たちも、お互いに目を合わせて首を傾げてしまった。
怒って、ないのかしら……。
「カイン」
「……はい……姫様」
名前を呼ぶと、少しだけ間を取ってから、いつもと同じ冷静なカインの声が返ってくる。
どうしよう、と私は内心焦ってしまう。もう、クッキーを渡すタイミングがないと思うの。
『リエス。……いつも素直になれず、さらには幼馴染といえどもいつのまにか距離が開いてしまったカインとの関係に、貴方はどうにかしたいと思っていたのでしょう?さぁ、頑張って……』
何を言おうか戸惑っていた私の背を、シエナが小声でそっと押してくれた。リディーナを見れば、応援してくれているらしい。火の精霊らしくエールの熱気が伝わってくる。
「……あのね、カイン……」
「はい、なんすか……」
「……怒って、ない……?」
「……、怒ってないです」
「本当に?」
「ほんとうです。姫様」
「えっとね。私、その、渡したいものがあるのよ……?」
背中に隠していたクッキー入りの袋を、おずおずと自分の前に持っていく。下を向いてフードで顔が見えなかったカインが、クッキーを目にして、やっと顔を上げてくれた。
「も、も………」
貰ってくれる?と可愛く言えばいいのだと分かっていながら、カインの藍色の瞳にドギマギしてしまって、私は口籠もってしまう。顔が熱い、心臓の音がうるさい。
言わなきゃ、言わなきゃ、言わないと!
「も……貰いやがれなのよ!!」
ああもう、自分の口が恨めしい……。終わった……。
『えーっと、正確には、はじめて頑張ってカインの為に作ったので貰ってくれたら嬉しいです、ですよ』
「うん、そうなの。はじめて作ったから……カインに、喜んでもらいたくて……」
見かねたシエナが、助け舟を出してくれる。私もどうにかモゴモゴと口を動かす。
「……俺にくれんすか?クッキー」
「そうよ!はじめてだけど、精霊に手伝ってもらってうまく出来たのよ?」
カインの優しい声だけで、私は顔を上げて嬉々として喋り出す。本当。私は、なんて単純なんだろうか。
「くく……、なんて事に高位精霊を使ってるんですか……。……ありがとうございます。姫様……」
笑っていた。
いつも無表情気味だったカインが、クッキーの袋を手にして、優しい笑みを浮かべていた。私は、時が止まってしまったかのように感じた。
笑って、くれた。
「ふふっ。ふふふ、よかったぁ」
丸窓から差し込む木漏れ日の、太陽のあたたかい匂いに包まれる中、カインの笑顔で安心してしまった私も、久しぶりにカインの前で素直に笑えていた。
「ね、カイン」
「はい、姫様……」
「また、作ったら貰ってくれる?」
「……これが破壊的で絶望的な味じゃなければ……ですかね……」
「それって、そのクッキー、ちゃんと食べてくれるってこと?」
「……はい?何を変なこと言ってんすか。姫様からの贈り物を捨てるわけないでしょ……」
「不味くても?」
「…‥はい、まぁ、不味くても……」
よかった、どうやら私のクッキーはちゃんと食べて貰えるようだ。
「……っ。姫様……」
「ひゃい!」
と、カインが、私の目を真っ直ぐに見つめてくる。なにかしら?そんな真剣にこっち見ないで!それになんかちょっと近い——、
「……俺は、姫様の第一の騎士です。今までも、これからも。貴方が俺のことを要らないと言っても、精霊使いとして立派に成長して俺が要らなくなっても……。俺は、ずっと姫様の側にいるから……」
「???? う、うん。私もカインにはずっと側にいて欲しいわ」
「……言ったな?言いましたね。後で撤回しても、俺は護衛騎士も第一の騎士もやめないから……、やめませんから……」
久しぶりに、カインが積極的……というか、研究に没頭してるみたいに前のめりっていうか。すごく喋るというか。いつもより近くにいてくれて嬉しい……けど、すごくドキドキしてしまうから、離れてくださいっ!じゃなくて、カインは真面目な話をしているのに、しっかりしなさい私!
「カインは、私の第一の騎士様よ。それだけは変わらないわ。誰にも代えることなんてできない……」
「はい……。ずっと、お守りするんで。姫様」
あれ?ホッとした表情を見せたのもつかの間、精霊たちをカインが睨んでいる?なんで?
「……俺、精霊にだってこの地位は譲りませんから。負けませんから……」
『あらあらぁ〜……何角関係になるのでしょうね』
『人間ごときが。精霊に、しかも准精霊王である私に喧嘩を売るなんて良い度胸ですわね』
「えっ、えっ!?えぇ??」
みんなが何故かバチバチと火花を散らす中、どうしてこんな事になったのか分からず仕舞いの私は、すっかり蚊帳の外に置いてきぼりにされてしまった。
「もう!よく分からないけど、みんな仲良く喧嘩しないで……!」
ただ、私の恋が叶うまでには、まだまだ精霊たちの応援が必要そう、ということだけは確かなようだ。そう思うとなんだか、みんなでワイワイとしているこの時間が、より愛おしくなってきて、
——カイン。私は絶対、いつか貴方を振り向かせてみせるわ!
私は一人、そんな志を胸に、やる気に満ち溢れて燃え上がった。
○シエナ・カルク
…銀髪、水色の瞳
…今は光の准精霊王
○リディーナ・グランデルト
…黒髪、翠色の瞳
…今は火の准精霊王
○リエス・ルア・ルテシュード
…ルテシュード皇国の皇女
…銀髪赤眼
…精霊使いの素質がある。
○カイン・ライラック
…紺色の暗い髪、藍色の瞳
…リエスの第一の騎士(リエス直属騎士団の団長的な)
…騎士でもあり、魔道士でもある。
…リエスへの忠誠心は誰よりも厚い!




