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九十六話 エレディア村2

「ここか。」



子供たちにつれられ、たどり着いた

建物は、この地下にある鉱物なのか、

この村を形成している石とは

また別の色をした石で建てられていた。



「そうだよ!」



「なんかね、いまね、うえからね、

きたね、おんなのね、ひといるって!」



「ここだよ、おっさん!」



「助かったよ、ありがと。」



「ねえーねえー、あとでうちらと

あそぼー。」



「......わかった、わかった。

後でな。」














病院に入ると、バフという俺を助けて

くれた村人が、事前に俺がここに

来ると伝えていてくれたらしく、

看護師さん達はタチアナさんのいる

病室に案内してくれた。




こんこん



ドアをノックし、中に入る。




「おお、君か。無事で何よりだ。」



「そちらももう治療はすんだみたいで。

よかったです。」



「ピィ!」



ペルーが、よっ! と右の羽を上げる。



「いやはや、しかし、驚いたな。

私はまだこの村を見て回っては

いないが、まさか......我々以外にも

他に、人間がこうして生きていた

なんて......。」



「俺も驚きましたよ。」



「......そういえば......その鳥は......

ペルーという名前だったか。

申し訳無いがペルー、少し、この

部屋で待っていてくれないか?

彼と話したいことがある。」



「ピィ。」



「では、隼人。私についてきてくれ。」



そう言うと彼女は俺の同意無しに、

この部屋から出ていった。













「もう歩いても大丈夫なんですか?」



「大丈夫だ。心配はいらない。」



部屋をあとにした俺は先を行く

彼女の後ろをついていく。



......階段を上るとき、下から彼女の

パ○ツが見えそうになって、

妙にどぎまぎしてしまったことは

黙っておこう。



「ここだ。この部屋に入ってくれ。」



彼女についていった先には

鉄製の頑丈そうな扉があった。



ギィー



と音を出す扉を彼女は

開ける。



「一体話したいことって何ですか?」



俺がその扉のついた部屋の中に

入って、そう彼女に尋ねた時だった。



ガチャ



と彼女は出口を塞ぐように、

扉を背にしながら鍵を閉めた。




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