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九十四話 ジュラ島20

「ふんっ!」



目覚めると同時に俺は

勢いよくクロールをした。



「うわああああ!!! 死人が

生き返った!!!!」



すると俺の目の前には

腰を抜かした男の子がいた。




「あれ、ここは......」



おかしい......



死んでリスポーンしたら

完治した元の肉体にそのまま俺の魂が

入るみたいに復活する。

だから、いつもは死んだ場所にリスポーン

する。

つまり、川の中でリスポーンする

だろうと思って、俺はいましがた

クロールをしたのだ。

決して俺が奇人だからではない。




「あ、あ、あんた。なんで生きてんだよ。

さっきまで心臓止まってたのに。」



俺が混乱していると腰を抜かした

男の子がそんなことを言ってくる。



「なぁ、ここはどこなんだ?」



「......ここ? エレディア村だけど。」



「エレディア村?」



「う、うん。あ、ばっちゃん達から聞いた

話だとこの村のある島はジュラ島っていう

らしいけど。」



ということはちゃんとリスポーンは

できているらしい。



「そうか、ところで俺は何で

今洞窟にいるんだ?」



「そんなの聞かれても、俺よく

わかんないよ。そうだ。今、ばっちゃん

呼んでくる。」



そう言って逃げるように彼は俺から

離れていった。










数分後、彼はばっちゃんだけでは無く、

中年男を他にも三人連れて戻ってきた。





彼らか聞いたことをまとめると、

このエレディア村はどうやらジュラ島の

地下にあるらしい。

俺はあの谷から川に落ち、そのまま流され

川の終わりの湖で、漁業用の網にひっかか

っていたところを彼らに助けられたらしい。



「俺の他にもう一人女性が

いませんでしたか?」



「あぁ、それなら湖の辺りにうちあげ

られてたよ。彼女はまだ息があったから

今は村の病院で寝かせている。」



俺の質問に中年男性の一人が

答える。



「彼女、おそらく毒虫かなんかに噛まれ

て、今、とても危険なんです!」



「それについては既に治療済みと

聞いている。だから安心しろ。」



「そ、そうですか。よかった。」



「しかし、お兄さんはさっきまでは

本当に心臓が止まっていたのに、

こんな奇跡もあるんだな......」


言えない。復活しただなんて。



「ところであんた~、な~にもんだ?

どないして~この島来たんだ~?」



すると、この男の子のばっちゃんが

俺に聞いてくる。



「それはですね、って! ぺ、ぺ、ぺ、

ペルー!! 俺と彼女以外に

鳥がいませんでしたか!?」



「鳥~? 知っとるかい、 バフ?」



「あー、それなら食糧庫だな。」




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