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九十話 ジュラ島16

「くそっ......何で今......」



機械獣に見つかった隼人の

行動は素早かった。



「ペルーついてこい!」



即座に寝かせていたタチアナを

お姫様状態で抱き抱え、ペルー

にも指示を出す。




「戦闘プログラム始動。」



それと同時に、地を這う機械獣も

隼人目掛けて、装着された銃口を

向けた。



ダダダダダダッ



森の中で雑な乱射音が響き渡る。


瀕死状態のタチアナを守りながら

戦うより、安全な場所を見つける

方がいいと判断した隼人は、

苦しそうに呼吸をする

タチアナと必死についてくるペルー

を交互に確認しながら森の中を

逃げ回る。




しかし、ペルーとの

距離を開かないように注意している

せいか、なかなか自身のスピードで

逃げれない。



「......うっ......」



すると抱き抱えていたタチアナが

苦しそうではあるが、何とか意識を

取り戻す。



「......?」



「聞こえますか?」



「......ゴホッゴホ......」



やはり辛いのか、隼人にまともに

返事をすることができず、咳を

するのがやっとだった。




「リカバリー。」



このままではタチアナが本当に危険に

なると考え、やや無理矢理だが、

隼人は逃げながら彼女に魔法を

かける。



もう少し。



隼人がそう思った時だった。



ダダダダダダッ!!!!!



今度は上空から雨のように

銃弾が降ってくる。



「ペルー!」



隼人は直ぐに後ろをついてきていた

ペルーをタチアナと一緒に、

四つん這い状態になって、

自分と地面の間に挟むようにして

銃弾から守る。




「......森の中だから上からは

発見されないと思ったが......

何でこいつら俺らの場所が......」



こうも二体同時に現れたのには

何か理由がある。



隼人は再びタチアナを抱き抱え、

ペルーと逃げながら必死に頭を回す。



そして、ようやくその理由がわかった

隼人は足を止め、追ってくる二体の機械獣

の方を振り向いたのだった。



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