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八十話 ジュラ島6

後方から謎の物体が

ついてきているのを確認しながら、

森の中を走る。



「そろそろ、いいか。」



そう呟くと俺はペルーに目を移して




「ペルー、ちょっとスピード上げるぞ。」



とだけ言った。







近くの岩に素早く登り、軽快に

木の枝に飛び乗る。



そこからまた次の木の枝へと、

謎の物体から距離をとっていく。



そして、ガシャガシャと謎の物体の

追跡の足跡が聞こえなくなった頃、

俺は後ろを振り返ってその物体をまけた

ことを確認した。



「ペルー、怪我ないか?」



「ピッ!」



元気そうに返事をしてくる。

問題はなさそうだ。



「そうか、じゃあ戻るぞ。」



おそらく戻ったところで、

隊は機能していないか、

撤退しているかのどちらか

だろうか。

下手したら、死人が出ているかも

しれない。



どっちにせよ、一度船に戻るのが

懸命かと、俺は謎の物体に

遭遇しないよう、もと来た道を

戻り始めた。











「やべぇ......迷ったか......」




「ピィ......」




もと来た道を戻ってきた

つもりだったが、謎の物体をまくのに

むやみに走りすぎたのか、場所がわから

なくなった。



「大丈夫だ、心配すんな。」



というのも、俺が戻る

船は今現在、空に浮いている。

ならば適当な木に登って

高いところから

その位置を確認すればいい。



もしかしたら、今度は空を飛んでる謎の

物体に見つかるかもしれないが、致し方ない。



そう思って俺はペルーを地面に

置いて、手頃な木に登ろうとしたとき

だった。



茂みの奥の方からがさがさと音がする。

謎の物体や大型の爬虫類のものではない。


俺は再びペルーを抱いて警戒態勢に

入る。



すると、そこから現れたのは......



「げっ......君は......」



ちなみに、これを言ったのは

俺ではなく、茂みから出てきた

彼女だった。

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