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七十八話 ジュラ島4

カクバ達がなぞの爬虫類と

戦闘を繰り広げていた頃。



【ジュラ島 上空】



「魔力成分感知。」



何もない青々とした空で

謎の声が響く。



「侵入者発見。戦闘プログラム始動。」



すると何もいなかった空に

黒々とした大型戦闘機のような

物体が出現した。




「速やかに侵入者を排除する。」













「ピッ?」



「どうした、ペルー。」



隼人に何度も船に居ろと

言われても、一向に隼人から

離れようとしなかったペルーが

一番最初に異変に気がついた。



「皆! 上を見ろ!」



次に気がついたのは、並外れた

感の良さを持ったタチアナだった。



「んだぁ!? ありゃ!」



「い、いつの間に......!」



「船に上陸するときには、

あんな物なかったのだよ。」



「どうするんです!? タチアナさん!?」



ルドルフがタチアナの指示をこう。



「遠距離攻撃ができるものは

直ちに攻撃せよ!」




「了解なのだよ。」




タチアナの言葉にバーゼンが

自前の銃を構える。



「ハイパー ブレット!」



銃の大きさは牛喜の物とほぼ同等。

しかし、バーゼンの射撃は

威力が桁違いだった。



バーゼンが撃った光線状の銃弾は

空に停滞する大きな物体を

撃ち抜いた。



ガガ、ガガガ


謎の物体は壊れた機械のような音を出す。



「更に追い討ちをかけますよ!」



今度はルドルフが背負っていた

弓を構える。


腰を低くし、力一杯弓を

引きはじめる。



「ハント!!!」



バーゼンの攻撃を受け、別方向に

移動しようとした謎の物体を

ルドルフの放った追跡型の弓矢が

ダメージを与える。



「ハント、ハント、ハント。」



弓矢が当たれば当たるほど

謎の物体は力を失った鳥のように

低空飛行になる。



「他の皆さんも援護してください。」



ルドルフの言葉に牛喜を

はじめとする弓使いと

ガンスリンガー達が射撃をし始める。







「おい、そろそろ落ちそうだぞ!」



カクバの言葉どおり、ボロボロに

壊れかけた謎の物体は今にも

墜落しそうだった。



「......あれ......この島の......幹部?」



「そのようだな。」



「めっちゃくちゃによえーじゃねーかよ。」



「油断は禁物なのだよ、カクバ。」



「そうだ。兄様の言うとおり、

油断は──」



その時だった。



ギギギギギィィ!!


と何かを削り合うような

音が謎の物体から発せられる。




そして、バコッという音と共に

その謎の物体は二つに分離したのだった。




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