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七十七話 ジュラ島3

「にしても、この島あっちいなぁ。」



ジュラ島に上陸した職業者一行は、

この島にいる幹部を討伐するため、

裸種植物が生い茂る森の中を

進行していた。



「辺りに生えている木々が大きすぎて、

現在の場所がわからなく

なりそうなのだよ。」



「......疲れた......歩くのしんどい......」



「まだ先は長いぞ、鬼灯。」



「......う......うぅ......」



先頭を進む帝国精鋭隊の四人は

各々ぶつぶつ呟く。




「だが、兄様の言うとおり、

辺りの環境がわかりにくいな。

これでは、幹部の姿を拝む

ことすら難しそうだ。」




「ちょっとー、みなさーん。」



「んだよ、ルドルフ。

今お前の皮肉に付き合ってる暇は──」



「そうじゃなくて!

今千里眼で辺りをみたら、

近くに大きな生き物がうじゃうじゃ

いるんですよねー。」



「それは本当か?」



「お前、嘘ついてんじゃねえだろうな?」



「ついてませんよ!」



タチアナとカクバに疑いの眼差しで

見られるルドルフが、反発した

その時だった。




「っておい! ルドルフ! 後ろ!」



カクバが指差したルドルフの

背後に、のっしりのっしり

ティラノサウルスのような

生き物が森の中から顔を出した。



「グゥオオオオオオオ!!!!」



そのティラノサウルスのような生き物は

ルドルフ達を発見して一声吠えた。





「総員、戦闘態勢!! 目標を討伐せよ!」



タチアナは素早く、全員に命令を下す。



「ぅおっしゃゃ!!」



「カクバ......うるさい......」



「鼓膜が破れたらどうするのだよ。」
















まあ......結構あっさり倒せた。



というか隊長達が予想以上に

優秀すぎて俺はただ後ろ

で見てただけなのだが。




「ぬるいな! 楽勝、楽勝!!」




中でも一番陽気な彼が

恐竜みたいな生き物の上で

喜んでいる。




「なぁ! タチアナ! これ船に持って

帰って今日の晩飯にしようぜ!」



「残念だが、この島にいれる

時間は限られている。そんな

余裕はない。」



「マジかよ!!」



「マジなのだよ。」



そんなこんなで俺たちは更に森の奥深く

へと足を踏み入れる。



今まさに上空から魔の手が迫っているとも

知らずに。



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