表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

64/349

六十四話 選抜試験23

「よかったな! 二人とも!

我輩、どちらが合格するのか

どきどきしておったぞ!」




後ろから牛喜さんが俺の背中を

ばんっと叩いた。



「えぇ、本当によかった。

隼人さん、牛喜さん。今日は

ありがとうございました。」




「いえ、俺の方こそ。」



「隼人とアルナは明日から訓練か!

頑張れよ! 一ヶ月後にまた会おう!」



そう言って、がっははっ!

と快活に笑って、一足先に

彼は行ってしまった。



「それでは私もこれで。

隼人さん、お互い頑張りましょう!」



アルナさんは俺の手を取って

微笑みながら言った。




あぁ......やっぱ天使なんだな......と

俺は彼女が試験会場を出ていくのを

見送りながら思いましたとさ。












「さて、俺も行くかな。」



俺の予定では試験に合格したら

メグのところに戻ろうと

思っていたのだが、俺は

明日から訓練を受けなければ

ならない。

幸いにも、回復魔法士の

訓練所は城下町内にあるようなので

ここから移動する必要はない。

なので、今から宿屋を探そうと

試験会場を出ようとしたときだった。




「待てや!」



振り返れば、先程逃げ出した

鼠やろうがいた。



「まだいたのか......」



「わいはどうしてもお前のようなごみと

負けたあの女が合格すんのが、

我慢できん。」



「あの女ってのは、まさか天使

のことじゃないだろうな?」



「はぁ? 天使?

何を言ってるのかようわからんが

お前とあの女が合格する

くらいなら、今ここで

お前とあいつを!!」



そう言うと鼠やろうは魔法を

唱え始める。



「そうか、俺だけじゃなく、

彼女にも危害を加えようとして

るのか......」



そうなってくると、

ただの八つ当たりなんだろうが、

見過ごす訳にいかない。






なら......しょうがないよな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ