二十七話 帝国精鋭隊3
各々が自分の席に座る。
「そういえば、この召集を
かけたのはタチアナさん
ですよね?
なぜその彼女がここにいないんです?」
「今は実家に顔を出しているのだよ。
直ぐに来る。」
バーゼンが言うと同時に
扉がガチャと開く。
「すまない。遅れてしまった。
みな……ではないが、一応
集まってくれたようだな。」
タチアナ
帝国精鋭隊
職業騎士最高位職 勇者
レベル642
性別 女性
金髪で長髪。美しい髪に似合った
綺麗な顔立ちをしており、真面目な
性格。
今回のヘルドラの討伐任務により
レベルが12上がった。
「おぉ! タチアナ!」
英雄の帰還にカクバが
心底嬉しそうに彼女の名を呼んだ。
だが、だけタチアナが
到着するや否や、今まで
静かだった者が姿を消す。
そして
「……タァチィアァナ!」
鬼灯はタチアナにはぐをする。
同時にタチアナは鉄の鎧を着たままだっ
たのでガンッと鈍い金属音がした。
「ぅお! どうどう、落ち着いてくれ、
鬼灯。」
「……ん……できれば……鎧を
脱いでて欲しかった……」
顔面を強打し、鼻を撫でながら
鬼灯はタチアナから離れる。
「すまない、大丈夫か?」
タチアナは鬼灯の頭を撫でてあやす。
どうやら鬼灯はタチアナに相当
なついているようで、
このはぐは恒例行事らしい。
「父上と母上には会ったのか?
タチアナ。」
「あぁ、二人共元気そうでなりより
だった。兄様も怪我の具合は
どうだ?」
「ほぼ完治しているのだよ。
俺達が復帰できるのも
そう遠くない。」
「そうか、それは良かった。」
「あの〜世間話はそのへんに
して、早く僕たちを召集した
目的を話してくれませんか?」
兄と話していたタチアナに
ルバルフは右手を上げて言う。
「あぁ、そうだな、すまない。
本題に入ろう。」




