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透明らいおん  作者: tubaki
2/8

02

でも・・・


ガラララ。

「今日は転校生が来たぞー。」


そんな後悔と疑問は、


如月(シヅキ) 玲於(レオ)です。ヨロシクお願いしまーす。」


一瞬でこの瞬間に拭い去られた。


「あっ。」


そう呟いた如月と目が合う。

あの時の笑顔でこちらを見ていたた。

少し珍しい名前。

なのに思い当たる節はない。


小学校も中学校もそんな名前の人はいなかった。


じゃあなんであたしの名前を・・・?

謎は深まるばかり。


こちらに歩いて来る如月。

すぐに目を逸らす。


「おっおい、如月!」

「俺の席、ここでしょ?」


如月がトントンとしたのはあたしの隣のあいた席。


1番後ろという事もあり、夏休み前に転校して行った子の分の席でもある。


あれ?

なんでわかったの?

あたしの隣の隣もあまりの机が今だに置いてある


「じゃあ皆仲良くしてやってたな。」


そう言った先生が教室を出ると共に、如月の周りに来るクラスメイトと反対にあたしは教卓に向かった。


教卓の上にある席順は前より新しくなっていて、


あたしの名前“妃夏樹 琉衣”(ヒナキ ルイ)の隣にちゃんと“如月 玲於”という名前があった。


「おーい、琉衣。」

「はいっ?!」


振り向くと立っていたのは楠木(クスノキ) (コウ)

高校入ってすぐの席替えで席が近かった事から仲良くなった。



「あいつ、バスケ上手いと思う?」

「知らないよー本人に聞きなよ。」

「だよなー」


バスケ部の一年でも1番ってぐらいバスケが上手い功。

あたしも中学まではやってたんだよね。


「転校生って事もあるし容姿も良いし、性格良さそうだし・・・。

こりゃあすぐモテるね。」


弥生の予想は言わずとも合たった。







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