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第69話変な奴

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

森がざわめいている。森の中に異物が現れた予兆か?

「・・・」

木の上で私は気配を遮断する。森の様子を静かに観察する

しようと思っていたのだが

「はぁーーーちゅど」

背後の方から誰かの声と息遣いが聞こえた


「・・・・・」

息遣いを行った者の姿は見えない。だが、そこにいるという確信を持てる程の声が聞こえる

「べりるだ。ふはへる、、むちゃ」

「・・・・」

私は声のする方に注意を向け続けた


すると、いつの間にかその者の姿が見えて来た

その者の姿は、どろだらけだった


(沼地のヘドロ?いやというか、、何故沼地のヘドロが残っている?)

沼地のヘドロは熱に弱い。普通は沼地からここまでに来るまでにヘドロは溶け落ちるはずだが

(異物な存在だ)

木から音を立てずにゆっくりと降りる


そしてその者の背後を取り、拘束する

「!?!?」

その者は非常に混乱した様子だが、問答無用で拘束を続け

一切の身動きが取れない程にガッチリと拘束を行う


「・・・・ゾクゾクじぇ」

「??」

その者は私の姿を見て、何故か安心した様子を見せた

「ゾクゾク、ハナじぇハナじぇ」

「・・・・・」

その者が首を動かし、どこかを指すようにカクンカクンと動かす


私はその者が指した方を見ると同時に、その者を連れて木へと登った

「怪物か、、追われていたのか?」

「ふぅーーー」

その者は木の上に移動した後に、大きく息を吐く

そして安堵した表情を見せる。それと同時に気配が再度遮断され始める


「・・・」

(不可解な生物だ)

「ぐれで?」

「・・・何を言っているのか分からないな」

万が一の為に、彼を村へと連れて帰る


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