子供の配置
子供会議
代表ヘルマンが演説をする。
「この度、愚か者どもがおかあさんを狙ってきた、これを許す事は出来るか!
断じて否である!
我々はこの怒りを愚者共に叩きつける必要がある!」
「おお!」
「皆、立つのだ、立って戦うのだ!
我等を温かく迎えてくれた、おかあさんの恩に応える時だ!」
「おお!!」
子供達の士気は旺盛だった。
「エーリヒ、ロタールはF35に搭乗、空飛ぶゴミに対処とルーデルの護衛。
ルーデルはF2で爆撃を、愚か者に裁きを下すんだ。」
「「「了解!」」」
「クルト、オットー、ヨハネスは10式戦車に各自部下を連れて搭乗、3台しか動かせないけど効果的に戦ってくれよ。」
「任せとけ。」
「パウル、ヨハンはおかあさんの大和に乗艦して護衛を、いいか、住人といえど信じるなよ。
僕達子供会に所属しているか、おとうさんとおかあさんの家族以外は誰も近づけてはいけない。」
「絶対に守りきります!」
「カールとハンスはショウ兄のまやに乗艦、いざとなれば攻撃を先導するように。」
「勿論!まあ、ショウ兄もやるとおもうけどな。」
「俺もそう思う、でも、油断は禁物だ。」
「了解!」
「次におとうさんの護衛だけど、シモとリミに任せる。
司令部にはルクスさんとファイさんがいるが油断はしないように。」
「もちろんなのよ。」
「残りは城壁から機関銃MINIMIをぶっぱなす。
各自訓練した成果を見せる時だ。
指揮車からの指示に従い適切な対応を期待する!」
子供達はヘルマンの指揮の元、配置につく、いつ敵が現れても迎撃出来るように・・・
そして、ローラン王国から使者がやってきた。
「領主、おとなしく降伏すれば悪いようにはせんぞ。
町を明け渡し、モス子爵とその家族を差し出せばお前の命は助けてやろう。」
威圧的に俺に話しかけてくるが・・・
「ふざけるな、家族を差し出して命乞いなんか出来るか!
お前達がその気ならかかってこい!」
「愚かな、無駄死にする気か?
我等は10万の大軍である、お前達など全住人を合わせても五千もいかぬではないか。」
使者は自軍の数を水増しして話していた。
「だからなんだ?戦いは数ではない。
よく聞け、この町からお前達の姿が見えた時が開戦の合図だ。
怖いならこの町に近寄らぬ事だな。」
「実に愚かな領主だ、後悔することになるぞ!」
使者は捨て台詞を吐いて去っていく。
俺は一応マロニーさんを使者としてマルドラド王国に送っていた。
マロニーは王都にて国王に謁見を求めたが、議会の重鎮達との面会となる。
それでも、敵が攻めて来ていると伝えるが重鎮共はニヤニヤ笑いながら馬鹿にしてくる。
「つまりマルドラド王国はヨシノブ様を見捨てると?」
「そうはいっておらん、ただ、防衛するのに其処は向かんからな。
隣のラードに兵を集結しておる、いざとなれば逃げて来ればよい。
まあ、敵前逃亡は自由騎士としての名が泣くと思われますがな。」
しかし、マロニーは改めて議会に言う。
あらかじめ、ヨシノブとルクスと話し合い、
見殺しにされる場合の事も考え、三行半を叩きつける役も担っていた。
「敵に攻められても援軍を出そうともしないのなら、この国に属する意味は無し!
これより、ヨシノブ様傘下の者はマルドラドと縁を切ります。
以後近付くなら覚悟なされよ。」
「くくく、小さい村風情の領主がでかく出たものだ。
良かろう、ならば、マルドラド議会の名において、ヨシノブを反逆者と致そう。
せめてもの情けだ、使者殿が帰国するまで身の安全は保証して差し上げようではないか。」
マロニーは振り返ること無く議会を後にした。




