テンプレ
テンプレする回です
アルフォンス君に連れられて、入った街はまさに中世まさにファンタジーな町並みの活気溢れる街だった。
「うわぁ…すげえ…」
「人の街の中でもここは栄えていますからね」
「そういえば、今どこに向かってるの?」
「冒険者ギルドへ報告しに向かっているんです」
「へー、どんな依頼?」
「森で時空の歪みがあったらしくてそれの調査です結局あなた以外なにもなかったですけど」
「あれ?ワイバーンは?」
「多分迷い混んだだけでしょうし、そもそもワイバーンにそんな事できませんよ」
「そっかぁ…」
多分それ神の仕業だよなぁ
「着きましたよここが冒険者ギルドです」
「ここかぁ…」
そこはなんというか…酒場とギルドが合体したこれぞ異世界!という感じの場所だった
「どうも依頼を受けたアルフォンスです」
「ああ、アルフォンス君ね?そちらの方は?」
「あっはい俺はアルフォンス君の従魔のディノと言います」
「従魔!?こんな可愛いのに?酷いことされたそうになったらおねぇさんに言うのよ?」
「こいつはそんな事しませんよ?」
「それでも…」
「いざとなったら腕力で解決です!」
「出来るの?」
「これでも龍ですよ!?」
「え?」
「あっ…」
ざわ…ざわ…
おいまたかよ、しかも今回は俺の失敗じゃねえか
「龍ってんなら証拠見せて貰おうじゃねえか?」
「兄貴!こいつ全く魔力を感じませんぜ!」
おい、なぜお前らはそんなテンプレ展開が出来るんだそして腰巾着それは俺も気にしてんだ、言うんじゃねえ
「いやーそのーそのですねー」
「おうねぇちゃん!そんなしけたツラしたやつより俺らのパーティーに入らねえか?毎晩かわいがってやるからよぉ!?」
「や、無理です」
あ、やっちゃった
「ンだとぉ!」
どーしよあんま目立ちたくない、でもこいつすでに席を立って殴り掛かってきてる
ガァン!
拳が額にめり込みそして倒れる
「いってぇ!」
「あードンマイ」
男が
そういや俺の防御力1000くらいあったわ、しかも鋼の肉体とかあったわ。
そりゃ拳も砕ける
「兄貴ぃ!」
「お前…覚えてろよ…」
小物だなぁテンプレだなぁ
「それはそうとアルフォンス君」
「えっ?あ、はい」
「良い感じの依頼ない?」
「「「おかしいだろ!」」」
ギルドの皆が心を通わせた瞬間だった