表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/52

朝になにかあるようです

 こんなにも学校に行きたくないと思う事が今月に入ってから既に何回もある、ある種引きこもりの心情というのがよく分かる。別に俺は学校になど行かなくてもいいのだがいろいろとめんどくさい事が多い。


 (休んじゃえばいいじゃないかよ)


 声が聞こえたので後ろを振り向く。だが眠そうな顔をしたOLが通り過ぎるだけだった。よく見れば可愛い、大地がいたらすぐにナンパでもするんだろうが俺には関係ないことじゃないか。

 振りかえ直すと足を一歩踏み出した。


 悪い事が起きれば連鎖的に起こるのだが、なぜなのかと俺は問いただしたいがそんな事では誰に訴えかければいいのかと言い返されそうだ。

 まぁ目の前で俺としては非常に不味い事が起きていた。

 この学園の生徒は内外関係ないみたいで厄介ごとを発生させるらしい。


 「――うそつき」


 大きな声で緑色のスカーフ……つまり一年生の子がこちらからは見えないが短髪でなぜか見た事のあるようなオーラを放つ生徒の手を払いまるでアニメの世界のように走り去ってしまった。

 

 その場に取り残されたもう一人の女子生徒は周りの人に「お騒がせしてすいません」と一礼し女の子の方に向かわずこちらに向いて歩いてきた。


 どうやら問題を起こした生徒はいろいろと問題のありそうな凛凛しい先輩であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ