どうやら生徒会に所属させられそうです
「――そういえば洲崎サンはヘイキナノカナ?」
生徒会長は妙に片言だった、まぁ告白してきた相手が未来の結婚相手と友人でといろいろ七面倒な事ばかりなので会長もいろいろと困惑しているわけだ、俺もつい最近知った口だし。
「平気じゃないですけど、まぁ……私にも相手がいるのでクヨクヨできないですもん」
なんだろうか化け猫でもいるみたいだなこの空間の中に。おぉ? どこのどいつだ一体。
「そ、そうかならいいんだがな」
「なんか生徒会に入るみたいな流れになってません?」
洲崎がなぜかものすごい眼差しを向けている、コレは入らないと駄目な奴なのか?
「正確には役員じゃなくて補助役員になるけどね」
どうやら生徒会選挙は12月に行われてそこで生徒会役員になれるらしく、その間一年生が生徒会に入りたいだとか興味のある生徒を補助役員として活動させるらしい、そんで先生の計らいの下俺がその役になってかわいそうだからついでに洲崎だとのことで、はぁ~溜息が出る。
「いろいろ大変だがよろしくな」
生徒会長はカッコいい、女性らしいかっこよさを身につけた働く女? いや女神とでも言っても良いかもしれないな。
とにかく会長は年上の先輩達よりも少しばかり大人の雰囲気だった。
こんな人とと思うと気が引けるけどね。
生徒会長の名前を出していたのですがどこにもメモしてなかったみたいで読み方が一切わからなくなってしまい名前変更しました。
現在は禾咲美兎となりました。




