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休んで……

 寝ていた。


 太陽が丁度真ん中辺りを漂っている中俺は自室の天上を見ていた。


 白い天上だ。見飽きるほど見た天井である。


 タイミングを見計らったように洲崎からメッセが届いていた。


 なぜわかるかって? クラスで仲がいい洲崎だけ。


 そう思うと彼女には悪い事をしてばっかで仕方がないと思い、悔やみ、吐きたくなる。


 昔からプレッシャーには弱く逃げ癖なんかあったりもしたが、中学で大地にあってからいろんな事を学んだような気がした。

 今の俺がいるのも大地のお陰である。


 唯一無二の親友か……そんなこと考えていると余計に。



 だめだ、とりあえず返事してゲームでもするか。


 学校行かずにゲームする背徳感を味わうためだ。


 『昨日から様子おかしかったけど平気?』


 あぁ心配されてる。

 胸に無数のトゲが刺さり俺の精神は揺らぎまくっていた。

 こんな時に何もなく一日が終わって何食わぬ顔で挨拶でもできれば苦労はしない。



 『平気、明日には学校にいけるよ』



 と、こんな感じで無難に返信して、俺の記憶を無理やり遮断させる。






 何がどうなったかは覚えてないが洲崎からメッセが届いていた。


 このままじゃ俺の精神も持たん、明日直接喋って砕けでもしに行くか。


 不安でいっぱいいいっぱいの中俺はがんばって出した答えだった。

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