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三日目その二・・・友達から

ご飯はみんなが大好き(?)カレーといこうか。さて、作ろうと思ったらさとりさんが手伝ってくれるそうです。別にいいのに


「私が手伝いたいんです」

「あ、はい。わかりました」


さとりさんの強気のお言葉に押され断れませんでした。料理を作ってる途中、幽香が手伝うと言って来て色々やらかしたり、幽々子が炊飯器のご飯盗んで食べようとしたり、まあ色々ありましてカレーは無事完成いたしました。


「いただきやす」

「「いただきまーす!」」


みんな美味しそうに食べてるようで嬉しいです。幽香はなんかこっち見たりしてたけど何したんだ?まいいや喰おう。

食べ終わり片付けはリグルがしてくれると言ったのでお言葉に甘え任せてもらいました。俺たちは折角なのでさとりさんに色々質問したわけで・・・・


「さとりさんって彼氏いるんですか?」

「へ?いませんよ?」

「そうなんだ。意外だ」

「?」


さとりさんかわいいからモテると思ったんだけど、そうでもないのか?


「か、可愛くなんか・・・/////」

「え?もしかして声に出てた?」

「は、はい・・・/////」


やばいなんか恥ずかしい。それとなぜか幽香から途轍もない殺気と怒りが篭ったオーラが発せられてる気がする。


「アルマ」

「は、はい!」

「なんで驚くのよ。ゲームしましょう」

「え?いいよ。さとりさんもやる?」

「じゃ、邪魔でなければ・・・」


というわけでゲームをしよう。4人でやろうと思ったけど幽々子は熟睡してたので毛布をかけてリグルを待つことにしたがすぐに来たので始めることにした。


「んで?ゲームって何すんの?」

「マリ◯パーティー」

「まじで・・・?」

「お姉ちゃん好きだねそれ系」

「それで最下位の人は一位の人の言うことをなんでも聞くってことで」

「面白そうですね」


俺死んだ。そして、ゲームが終了。

結果はもちろん俺が最下位。

一位は意外にもさとりさんと言う結果になりました。あと、三位はリグル二位は幽香。

いや、最初は勝ってました。けど途中から俺が集中砲火食らって一気に最下位になってあとの三人はなんか獲物の奪い合いのような顔でした。いや、怖かったです。


「じゃあ、アルマはさとりの言うことをなんでも聞くと言うことで」

「またかよ・・・」

「じゃあ、さとりはアルマに何させたい?」


何させたいってなんか言い方が怖いんですが


「それじゃあ・・・・私の恋人になるって言うのはダメですか?」

「「・・・・え?」」

「えっと・・・やっぱりダメですか?

「いや、どうしてそうなった。俺ら今日ちゃんと知り合ったばっかりやん?急過ぎやしない?」

「そうですけど・・・アルマさん優しいからいいかなーって思って」


急すぎる。どうする・・・俺はこれでも好きな人はいる。けど相手を傷つけないようにしたい。こうなったら・・・・


「さすがにいきなり恋人になるって言うのは無理があるから俺がちゃんとさとりさんを知ってからって言うのはだめかな・・・?」

「わかりました。それでいいですよけどそのかわり、さん付けやめてください」

「いいよ」


さてもう遅いから寝ることにした。リグルと幽香とさとりの寝る部屋は幽々子の部屋にすることにした。幽々子を起こし連れてってもらい俺も寝ようとしたら、幽香が何故かまだいた。


「どうした?幽香」

「・・・・・・い・・・」

「え?」

「一緒に寝たい・・・」


気のせいかな?幽香が一緒に寝たいって言った気がするんだけど


「もう一回言ってくれるかな〜?」

「一緒に寝たいって言ってるでしょ!!」

「何故そうなったんだよ!!お前いくつだと思ってんだよ!」

「16になるけどなにか!?」

「年頃の女が年頃の男と寝ようとすんな!」

「この前ゲームで負けてなんでも言うこと聞くって言ったじゃない!」

「うっ!」


そうだった・・・一昨日ゲームの勝負にそんな条件ついてたんだった・・・


「・・・・わかったよ」

「最初からいいって言えばいいのよ(やったっ!!)」

「けど少し待て、片付ける」

「はーい」


俺の部屋はそんな汚いわけでは無いのですぐに片付いた。にしてもいきなり一緒に寝たいとかどうしたんだ。俺のことも考えて欲しいんだけど。


「んで?布団敷くか?それとも不本意だが同じベットで寝るのか?」

「後者に決まってるじゃない」

「ですよね〜」


ベットに入ったらいきなり幽香が抱きついて来たからびっくりした。俺のベットはそんな広くないからかなり密着しちゃってるんだけど。電気消してるから俺の今の顔はばれてないだろう。けど幽香の顔は多分赤くなってると思う。幽香の体温熱いもの。


「ねえアルマ?」

「・・・なに・・・?」

「アルマって大人しくて可愛い女子の方が好きなの?」

「はぁぁ?なんでそうなる」

「・・・・何と無く聞いてみた」


そう言った後微かに幽香は強く抱きしめて来た気がした。


「別に・・・俺は大人しい子が好きってわけじゃない。けど、強いて言うなら元気な方がいいかな」

「そう・・・変なこと聞いてごめんなさい。おやすみ」

「おやすみ・・・」


俺はそういい。さっきの幽香のように少しだけ幽香を強く抱きしめた。

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