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六日目その五・・・入浴

俺の理性との戦いは家に着いて終わった。もちろん俺の家にだ。幽香の家に彼女を運ばなかった理由は、休み中に何かあっては困るのとリグルだけでは心配だから。

リグルっておっちょこちょいだからたまにやらかすんだ。俺が風邪引いた時に濡らしたタオルと一緒に水が入った桶を持って来てくれたんだけど、途中で転けて俺にかかったんだ。その時は大惨事でしたよ。

それからと言うものリグルが看病をする時は一人にしないようにしています。と言うわけで俺の家に連れて来た次第です。


「大人しく座ってろよ?」

「はいはい」


さて、夕ご飯の準備と幽香のために冷やすものとかを用意しますか。




アルマが子供を言いつけるように私に向けそっけない返事を返すと、台所の方へと入って行った。

本当に心配性。昔からそうだったけど、ここまで普通はしないわよ?幼馴染って理由でやっているならちょっと悲しいと思っちゃう私がいる。

そんなことを考えているとリグルが不思議なことを聞いて来た。


「お姉ちゃんはアルマの言うことは素直に聞くよね?」

「そう?」


そこまで気にしていなかったけど、普通だと思う。他の人にもこうゆう接し方だと思ってる。


「昔から見てるけど、幽香ちゃんが素直な姿ってアルマの前ぐらいじゃないかしら?」

「ね!ほんと純情だね」

「それはどうゆう意味かな?リ・グ・ル?」

「お、お姉ちゃん?顔が怖いよ?」


捻挫が治ったらリグルにはお仕置きでもしよう。私が動けないのをいいことに好き勝手言って・・・・・・否定できないことがより一層腹立たしい。

怪我を理由にアルマをこき使うことにしよう。バチは当たらないわよね?どうせアルマだからね。


「怪我が治ったら覚えてなさい・・・・?」

「ひぃぃ!ごめんなさいぃ!」

「おいおい・・・・リグルをイジメるなよ」


夕食の準備がだいたい片付いたのか、アルマが氷が入った袋をタオルで包んだものを持って来てくれた。なんと言うか過保護?


「ありがと」

「夕食の準備終わったの?」

「ん?いや、まだだけど大体は終わったかな?」

「じゃあ、アルマはお姉ちゃんの看病してて!僕と幽々子お姉ちゃんで終わらせるから!」


リグルは私を見てアイコンタクトをして来た。がんばってね!とでも言いたいの?余計なお世話よ!!気が利くと言うか、お節介と言うか・・・・・・心のどこかで喜んでる自分が恥ずかしい。


「そうか?じゃあ頼むぞ。あとゆゆ姉つまみ食いしたら飯作らない」

「わ、わかってます・・・・」


元気満々なリグルと消沈した幽々子が台所に行くのを見て苦笑いの私、リビングにはアルマと私だけ・・・・変なことを考えちゃダメよ!すぐに顔に出るんだから私は!


「なぁ幽香」

「は、はい!」

「風呂どうする?」

「え?・・・・どうしよう」

「我慢は・・・・無理だろ?リグルに頼ん・・・・・・・・だらあかん」


お風呂のことだけで必死に悩むアルマを見て笑ってしまいそう。こんなに考えてくれる人なんていないわよ。そこがいいところなのだけど。

でも、お風呂のこと考えてなかった。どうしようかしら・・・流石に身体洗わないで寝るのは生理的に受け付けない。でも、この足では一人ではいるのは難しいし・・・・あ、そうだ。



「で、私を呼んだのか」


魔理沙を呼ばせてもらった。アルマは男としてもそれ以外の理由もあって論外。リグルは危ない、主に彼女が。幽々子はなにか怖い。それで、安全で安心のある魔理沙が出た。


「ダメかしら?」

「別にいいけど、アルマはダメなのぜ?」

「あなたはバカなの?男女二人が裸でお風呂に入れって言うの?」

「水着は?」

「あ・・・・・・」


水着という意見が出なかったことに恥ずかしさを覚えながら幽香は魔理沙と共に入浴したそうだ。

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