幻の旅に向けての準備
ぱかぱぱーん!!!! ぱらぱらぱらぱら
英武「うわ(びくっっ!!)」
女子部員「お帰りなさいませ!」
英武「ど・・どうも」
女子部員「さあ、どうぞ座って」
英武「枝沢さんは・・?」
女子部員「ああ、顧問なら校長室じゃないかな~」
英武「こ、、顧問・・!? 校長室!?」
女子部員「あの人、毎年ああやって昼休みに制服着て
上級生を装って部員勧誘してるのよ(笑) ちなみに職員だけど
うちらと職員と一部の生徒たちしか枝沢監督のことしらないから秘密だよ?」
英武(たしかにそういわれて思い出すと高校生にしては老けてたような・・?
それにこの部室も妙な場所にある・・)
女子部員「じゃあ、お茶にしましょうか★ 英武くんケーキどれがいい?」
英武「・・いいんですかなんかすごく高そうですけど・・」
女子部員「いいのよ気にしないで。」
英武「じゃあこれで」
女子部員「コーヒーと紅茶どっちがいい?」
英武「紅茶で・・」
女子部員「猫耳と犬耳どっちがいい?」
英武「・・・」
女子部員「この子たぶん猫耳が似合いそうだよ」
英武「ッッ!?」
女子部員「装~~~着っ」
英武「ち・・ちょ・・」
女子部員「うはははは!!!似合ってる!!!
にゃぁーって言ってみてにゃぁーって!!」
英武(赤面)
女子部員「ほら言えってば!!!」
英武「・・む・・むり・・・」
女子部員「言えー言えー」(四方八方からむぎゅむぎゅ)
英武「・・に・・にゃぁ(ボソッ)」
女子部員「ん~??聴こえな~い??小さいなぁー
あんたボーカル志望なんでしょ~?もっと大きく高い声で萌えるようにほら!!!」
英武「・・ボーカル・・?」
女子部員「歌以外なにやんの?楽器できるの?」
英武「歌とか学校の授業でしか歌ったことないんだけど・・」
女子部員「そうか・・じゃあお茶したらカラオケね!!!」
英武「え・・ここで?」
女子部員「いや、カラオケ屋に行くんだよ」
英武「俺何も知ってる曲とかないんだけど・・」
女子部員「なにか少しくらいあるでしょう??」
英武「無い」
女子部員「じゃあ君に似合ってそうなバンドのCD貸すから・・。
今日から毎日それ聴いて覚えよっか!」
英武「は・・・はあ。」(なんなんだ・・なんかこの人らと接してると
思考がおかしくなってくる)