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瞬く現  作者: 神戸院花徒
14/16

夢から覚めない朝

結局寝た。

もちろん宿題なんてやってない。

父親は結局帰ってこなかったな。

ていうか帰ってこなくてよかった。

愛昧は帰ってきて部屋から出てきてない。

もう朝だけどこれから本番的な

イビキのような強い寝息が聞こえる。今日はお休みなんだろうか。

とりあえず、自分の部屋を見渡した時点で

昨日までの出来事は夢でも幻覚でもなく

今日もこの世界はおかしなままだということは確認できた。

とりあえず愛昧の部屋は鍵付きになっていた。

やはり彼女は俺の知ってる妹(のほうの愛昧)ではない。

朝食は無い。自分で作れということか。・・この世界では。

昼食代としてお金が置いてある。

とりあえず、時間は早いが学校へ向かう。

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