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死亡フラグを回避しながら妹を育て始めました  作者: 音国 心
冒険者ギルド編
8/97

フラグ原因発覚と職

幸福刈りアンチハピネス

名前からして、幸せなど訪れないと言っているような能力スキルである。

沈黙を最初に破ったのは……


「ぶっ、あはははははははっっ!!何たよその能力スキル!!暫くこれで笑えるわ!!」


爆笑しだした六だった。

そんな六がアンリは気に食わなかったが、返す言葉はない。


ー………私の体質、潜在能力からだったのね…

「《幸福刈りアンチハピネス》……初めて聞く能力スキルだな、いかにも良いことなんか起こらないような名前だね」

「………いらないのだけれど、おっさんの《検索サーチ》と交換してちょうだい」

「そんな世界中の不幸を集める能力スキルなんていらねぇよ」

「僕もいらないかなぁ、でも消すことは出来るよ」


え!?とイヴァルを見るアンリ


「潜在能力はね、命に関わるような危険な物だった場合、条件を満たせば無かったことに出来るんだ……アンリちゃんのその能力スキルの条件は知らないけどね」

「ま、そのうち分かるって、その前までに死なないと良いな」

「叩き潰すわよ」

「何を!?」

「はいはい、じゃれ合いはそこまで」


手を叩いて、イヴァルは二人の視線をこちらへ向けた。


「アンリちゃんのジョブを調べないと、ギルド登録が出来ないからね」

「ねぇ、ジョブってどれ位種類があるの?」

「ざっと40種類かなぁ」


さらりと、凄いことをイヴァルは言った。

近くのメモ帳の紙を一枚取り、ペンで何かを書き始める。


ジョブは攻撃型、支援型、変化型の三つに分かれている、僕の[人形師パペッター]は変化型にあたるね」

「言わずとしれず、俺の[侍]は攻撃型だ」


イヴァルが書いていたメモの紙をアンリに差し出す


・攻撃型

[剣士]、[双剣士]、[大剣士]、[魔剣士]、[侍]、[騎士ナイト]、[聖騎士ホーリーナイト]、[竜騎士]、[血痕騎士ブラッドリー]、[銃士ガンナー]、[銃剣士]、[投擲者]、[盗賊シーフ]、[弓士]、[双銃士]、[拳闘士ファイター]、[棍術士]


・支援型

[魔術師]、[僧侶]、[占術士]、[法陣士]、[砲撃士]、[音律士]、[巫女]、[錬金術師]、[言霊使い]、[歌姫]、[妖術士]


・変化型

[漁師]、[人形師パペッター]、[降霊術士]、[学者]、[盾士]、[暗殺者アサシン]、[農家]、[詩人]、[大工]、[商人]、[賭博士ギャンブラー]、[縫合家]



「………漁師?」

「君が魚を食べれるのはそのジョブの人のお陰って事さ……さて、君のジョブを調べようか」


不敵にイヴァルは、笑った。

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