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死亡フラグを回避しながら妹を育て始めました  作者: 音国 心
冒険者ギルド編
11/97

彼と彼女

少年……セストに連れられ、町の中心部から離れることになった。

やっと手が離され、セストはアンリを笑って見た。


「その背中のガキって、お前のこどもぅい!?」

「首の据わってない赤ん坊が居るのに走らないでくれるかしら」


※危ないのでよい子は真似をしないで下さい。


セストの背中を蹴り、アンリは息を付いた。


「ってて……お前の名前は?」

「しぶといわね……アンリよ」

「ふーん、って事は俺の家の宿に泊まるのか?」

「まだ決まってはいないけれど、このままの流れならそうなるわね」

「へー!俺の周り、女子いないから新鮮だな!」


へらへらと笑うセストに、アンリは背筋が凍る感覚を感じた。

こんなにも話が通じない人種は初めてだ。この世の中にはこんな人種が存在していたらしい、こちらも新鮮な気分だった。


「でそのガキは?」

「妹よ、ランって言うの」

「ランか!で、アンリもギルド登録してるんだろ?」

「も……ってことは、貴方もしてるの」

「おう。ほら、俺のギルドカード」


胸元のポケットからセストはギルドカードを取り出し、アンリに見せた。



   冒険者ギルド所属 : セスト・ウイングス

         出身 : クリスタ

          ジョブ : [投擲者]


         能力スキル : 《炎月》

            : 《四重奏カルテット

            : 《交渉》

            : 《市場把握》

            : 《瞬足》


ー……。

「貴方、冒険者ギルドより商人になった方があってるんじゃないの?」

「って言われてもな……家が店の奴って大体こんな感じだぞ?」

「商売人って嫌ね、で、何で私を巻き込んだの?」

「偶々」


……アンリの手に自然と力が入った。

それに気付かないのか、ギルドカードをしまい、

「実はよ、俺の友達と依頼受ける約束してるんだよ……あいつが忘れてなければだけどな」

「パーティーを誰かと組んでるの?」

「おぉ、アストリッドって言うんだ。俺は長いからアストって呼んでるけどな」

「俺の噂か?趣味が悪いな」

「おう……うおっ!?」


いつの間にか、背後に青髪の少年が立っていた。

恐らく彼が、アストリッドだ。

と、アンリを見たアストリッドと目があった。


「悪いな俺のつれが、俺はアストリッド・サストル、宜しく」



眠くて凄い誤字脱字を連発していた件について

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