うちの旦那はカワイイ〈指輪〉
まだ先の話だけど、ボーナスの時期がやって来る。
この時期になると指輪を欲しがる旦那。
実は婚約指輪も結婚指輪もないのだ。
私がいらないと言ったからだ。
私の仕事柄、指輪はできない。
普段からノーアクセサリーで過ごしている。
買ってもらってもどこかにずっとしまって置くことになってしまうし、失くした時にショックを受けるのが嫌なのだ。
結婚指輪をなくして、喧嘩した話、離婚した話を聞いたことがあり、私にとって指輪は面倒くさい品物になっていた。
そんな面倒くさいものは、もともとない方が気楽じゃないかという考えだ。
それに旦那は物が多いため、細々した物は失くしやすい。
私より心配だ。多分、失くしたらこっそり同じ物買いそう。これからの人生、指輪が何個必要になるのか…そうなるとお金のことも心配だ。私は心配性なのだ。
「会社で結婚している人はみんなしてるから、指輪欲しいな。」って言っていた時もあった。
お前は乙女か!って心の中のツッコミが声に出そうだったが、堪えた。
「人は人。私たちは私たちだよ。指輪はまた今度にしようね。」
また今度はやってこないが、適当に流した。
指輪が欲しいって私より女の成分多いよな。
カワイイよな、旦那。
よく考えると旦那とお揃いのものはない気がする。
愛用している食器もバラバラ。
キャンプで使う椅子とか寝袋もバラバラ。
全くないはないよね…頑張って探してみる。
家の中を見渡しながら、お揃い探し。
あった!
お箸、スプーン、フォーク。
シングルベット。
引っ越してシングルベット2つ組み立てるの大変だったな。懐かしい。
お揃いと呼べないレベルのものしかないな。
だけど、指輪はいらないと思う私なのでした。
私が欲しい物は旦那の愛だけ。
こんなこと言うと友達によく「すごく重いね」と言われる。
気持ちが重いのは仕方ない。人は人。私は私。
最近、食欲の秋でちょっと成長期な私の体重。
「太っても愛することを誓いますか?」って冗談で聞いたら、
「誓わない。」とマジメに言われてしまった。割と厳しいな。悲しい。
太ってると愛は誓ってもらえないので、とりあえず運動しようと思う。ガンバレ自分!