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3 推しロリの夢
「未海さんは?」
この勢いで推しロリに聞いた。
「私は幼稚園の先生」
おう!いいなぁ、若いっていい! 眩しいよ。
「杜氏君、ワープって出来るの?」
推しロリの質問に火が付いた杜氏君は、立て板に水とばかりに話し出した。
ああ、杜氏君、未海さんが目を輝かせて聞いている。君は、できすぎ君か?未海さんはしずかちゃんか、俺は今、のび太君の気持ちを味わっているよ。
未海さんが遠くに行ってしまう。こうなったら、ネコ型ロボットにすがりつくしかないのだろうが、残念な事に俺にはせいぜい雅さん位しか泣いても助けてくれるような人は見当たらない、というか、あいつにすがり付いたら、後先聞かずに突進していくサザエさんみたいな感じになるだろうな。




