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6 2015年5月 6
「あんたがここで無為に時間を浪費していると、私の周りで話題になってるし、あらゆるゴシップに精通したいという私のあくなき探求心から、どんなおじさんに成り下がったのかも含め、私が直々に見に来てあげたってところよ!」
ますます、分からん……
キャンキャン吠える、ちびロリが俺の目先に歩を進め、
「それにしても、あなた。何でこんなとこにいるの?
お仕事は?」
無視しよう……
この距離感……
やっぱり俺を知ってるんだろうな……
誰??……
俺が思考を巡らせて視線を遠くに向けた、その先……
ちびロリの頭越しに……
遥か後方から、こっちに向かってくる……
美少女が……
かなり、離れたその先でも、歩き姿だけで、それが美少女と分かる子が……
白のセーラー服に黒い膝丈のスカートを時おり海風にあおられながらやってきている。




