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凪の始まり  作者: 樹本 茂
3月 卒業
309/387

31 別離7

俺の携帯にメールが届いた。知らない電話番号から、


『私、モスクワに帰る事になったの。けんたろー、ありがとう。会えなくて残念だけど、きっとまた戻って来るから、それまで、さようなら』


リリィさん……ロシア人の避難の為に特別機が来ることになっていたが、それで、帰るのか……


また、メールが来た。


『……できたら、会ってお別れ言いたかった……』


いいよ、リリィさん。行くよ……


俺は、


『何処に行けば会えるの? 行くよ、教えて』


街のバスターミナルにロシア政府が手配したロシア人とその家族専用のバスが迎えに来て、新潟から帰国するチャーター機が本国迄輸送する段取りになっているとの事だった。


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