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凪の始まり  作者: 樹本 茂
12月 健太郎は人を愛せない
187/387

2 昔の俺1

10年以上前……


俺がこの店に入ったばっかりの頃……

まだ、子供だった俺が憧れた、唯一の大人のお姉さんがいた……

雅さんに会うきっかけを作ってくれた女性(ヒト)がいた。


その頃の俺は……人を好きになる事が害悪のように思っていた。

人を好きになる事は廻りの人間を不幸にする事だと理解していた。


俺は15歳の時に食うや食わずになって、オーナーに拾われた。

父さんがどこかに消えたからだ。


蒸発したからだ。


そんなときに俺に手を差し伸べてくれたのがオーナーだった。

あまり多くを語らないが、きっちり人を見て、真意を汲み取り、適切に回答を出す人で、俺はオーナーの様な大人にあこがれた。



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