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凪の始まり  作者: 樹本 茂
10月 けんたろーの旅路
136/387

7 けんたろー……

これだ……


一緒に居たくて、二人でいたくて、駄々こねたら、呼び出し放送の一つくらいでアタフタして終いには、米俵の様に私を担ぎ上げ、泣き叫ぶ私を強引に拉致して、バスまで連れ戻り、最後にはシートにぶん投げた。


6年1組、女子の悲鳴、違うな、羨望のシンフォニー?がこだまするバスの中で。


私の大好きなけんたろーは何処に行ってしまったの?少しくらいのわがまま、聞いてくれないの?少しじゃないけど……


まあいいや、隣に座るけんたろーは既に機嫌は治っていつもの穏やかな微笑みをたたえている。

ついつい、絡んでしまう乙女心理解しなさいよ。


そんなんじゃ、一生独身よ!!


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