表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖⇔魔学園  作者: zinnto
剣魔武技大会、準備期間
19/49

第19話

5日目剣術第2試合


ジュデの出番だ、相手は2年7組サバア先輩だ。


サバア先輩は曲刀を2本、左右に持ち左は胸前で剣先を横にし、右は背中側、逆手で剣先は横に構えていた。


ジュデは両手直剣を右手に持ち軽く下段に構えている。


フィン「ジュデ~かっとばせ~ホームラン」と訳の分からない応援をしている。


ジュデ「野球じゃあないんだから。」


審判の『はじめ!!』と同時にジュデが一気に間合いを詰め剣でサバア先輩の左手の剣を切り上げで弾き飛ばす。


サバア先輩は右の剣を逆手のまま横払いしてくるが、柄頭で曲刀の腹に打ち込む、武器破壊の一撃となり。


審判『勝負あり!!勝者ジュデ』


フィン「ねえねえ、ボールは?ホームランは?」


ジュデ「だから野球じゃね~って。」




6日目武術第1試合


ユンが試合に出る、対戦相手は1年9組マーガだ、ヒュージとジュデは試合を見に来ていたが、対戦相手が出てこない。


時間になっても出てこない為、審判が『不戦勝により、勝者ユン』


マーガを応援に来ていた1年9組の生徒が慌てて競技場の応援席から出て行く。


ヒュージ「何かあったのか?」


ジュデ「調べてみる。」


ジュデは1年9組の生徒を追っかけて行った。


ややあって、ジュデが帰ってきた。


ジュデ「マーガだが、今朝誰かに襲われて、ちょっと前に教会に運び込まれた。」


ヒュージ「まさか?!」


ジュデ「覆面を被っていたから分からないらしい、後目撃者もいない、捜査はしているが犯人は見つからないだろう。」


ヒュージ「そうか。」



7日目剣術第2試合


ビュジの試合、相手は1年1組ゴンダ。


ビュジは前回と同じく構えておらず、ゴンタは両手直剣を天に剣を突き刺すようにな上に構えている。


審判が『はじめ!』の声でゴンタが「きょえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」と奇声を上げながビュジに向かい駆け出す。


「ちょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~」の奇声と同時に会心の一撃をビュジに振るう。


ビュジはそれを紙一重に左に避けるがゴンタの一撃が石畳に触れると、【ドゴーン】と同時に石畳が数枚砕ける。


ビュジはバックステップで石畳の破片を避け、2mほど離れゴンタは同じように剣を構え対峙している。


ビュジは脇構えを構えた。


今度はビュジがジリジリと間合いを詰めていく、ゴンタは動かず剣を天に向け構えて、間合いに入った瞬間「ちょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~」と同じ奇声を上げながらゴンタが一撃を振り下ろす。


それをビュジが右脇構えから「ふん!」との掛け声とともに切り上げる。


【ガキィン・・・ヒュユルルルル・カ!カラン、カラン】と音と同時に「参った。」とゴンタが負けを認めた。


ゴンタの剣が切られ、切れた剣先が石畳に落ちた音だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ