12話
憲兵隊が来て事情を説明したが、詰所に行くことになり、昼過ぎにやっと解放された。
フィン「お腹すいた~」
ジュデ「だな、何処かで食べよう。」
フィン「〇〇フードに行かない~?助けてもらったし、奢るよ~」
ジュデ「奢ってくれるのか。」
フィン「うん!ランニングの続きで走って行こう~!」
と、元気よく走り出すフィンに付いて行く俺、ただ気になる視線があるので気にしながら、15分ほど走ると〇〇フード店に到着し、注文の為に並んでいると。
キュリー「あら、ジュデとフィンさん、こんにちは、デートですか?」
ジュデ「キュリーちが・・・」
フェン「そうなんです~キャリーさんとヒュージくん、そっちもデート~?」
ヒュージ「い、いや、違う・・・」
キャリー「そうなんですよ~」
ジュデ「グハ!」
ヒュージ「お、おい・・」
ヒュージとジュデの言葉に被せるようにどんどん話を進める二人、この時男二人は思う、女性の外堀埋めるのって怖いと。
ヒュージ「はぁ~、とりあえず二人で注文してくれ、ジュデ少し話がある。」
キャリー・フェン「「え~!!」」
ジュデ「あぁ、分かった。」
ヒュージとジュデが少し離れて、誰も聞こえないように小言で話をする。
ヒュージ「分かってると思うが、変な視線があるぞ。」
ジュデ「あぁ、知っている、さっきフェンが攫われてそうになったしな。」
ヒュージ「なに!」
ジュデ「誘拐と関係があるか確証が無いから放置している。」
ヒュージ「今日は家にまで送り届けるようにした方がいい。」
ジュデ「あぁ、てか、送るの換わってくれ。」
ヒュージ「できるものならな、そっちもフェンが換わろうとせんだろ。」
ジュデ「・・・だよな~はぁ~。」
こうしている間に女性二人が食べ物を持って来る。
キャリー・フェン「「お待たせしました。」」
ヒュージ「良ければ四人で食べよう。」
キャリー・フェン「「え~~!」」
ジュデ「四人で食べよう!!」
と、無理やり?四人で食べることにして、各々女性を送り届けた。
♦
次の日、某所にて、一人の男が数人の前で土下座をしていた。
?「どうゆうつもりだ?」
?「そうよ!何であんな無茶をしでかしたの?」
?「貴様が指図したのか?」
?「あまり単独で動くと困るぜ。」
土下座する男に詰め寄る。
?「すまない、ヒュリャ王国の貴族から、あのエルフを買いたいと人身売買の依頼があり、本来のエルフの3倍の報酬だったので部下が暴走して。」
?「監督不行き届きだな!」
?「申し訳ない。」
?「暴走した奴らは?」
?「すでに死体も出ない様に処分している。」
?「依頼主の方は?」
?「不正を見つけ出し、脅してある。」
?「それならいい、ただ部下の引き締めは必要だな、お前のところはしばらく大人しく活動した方がいい。」
?「は!」
?「では解散!」
あとがき
今週も1話です。
詳しくは活動報告にて。
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