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犬の妖怪としての日々  作者: スカーレット
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第3話 子育て

遅れてすみません!学校が大会だったりテストだったりで大変だったんです!夏休みに入るのでなるべく投稿したいと思います!

私と椿は一緒に萃香を育てている。今は10歳。あっという間に過ぎていき、中々楽しかったよ、うん。私は主に飼い犬のような感じだ。小さくなっている時は抱かれているし、大きくなった時は上に乗せて歩いたりしている。今日も今日とて萃香は私に上に乗せてくれとねだっていた


「なぁ、いいだろ?別にそこまで労力のかかる事じゃないんだしさ、頼むよ」


「しつこいな、今日はヤダって言ってるじゃないか。明日にしてくれ」


私はなぜだか体がだるかった。そんな私の様子を察してはくれず、先程からずっとねだっているのだ


「…分かったよ。でも明日は乗せてくれよ」


どうやら諦めてくれたようだ。これで今日1日ゆっくりと休む事が出来る


「分かった分かった」


そう言うと萃香はシュンとした表情をした。悪いとは思うが、私はそのまま眠りについてしまった




何か突然大きな音がして目が覚めた。外が騒がしい。私は外の様子を見に歩いていった


「な、なんだこれ。一体どういう事だ…?」


「おお、来たか!いや何、ちょっと事件がな。私の家にコイツらが来たのだが、それで私の部下達が襲いかかってしまってな。あ、そうだ、コイツらの処分、お前に任せるよ。お前ら!全員退散しろ!」


そう言って部下を促して自分も帰っていってしまった。処分を任せると言われても、どうすればいいのか分からないし、何より…


「こんなとこで何してるのさ、夢、楓」


気まずい!何年も前に別れた家族と会ったが、これは気まず過ぎるぞ。2人は私の方を眺めて呆然としていた。私は処分を考えている。一応椿が治めている山に来てしまったのはこの2人だし、だがあまりきつい処分は受けさせたくないから、悩むのだ。どうしようか…

そう私が考え込んでいると、夢が話しかけてきた


「ここら辺で犬の妖怪が見かけられたっていう情報があったからさ、見に来たんだよ。君じゃない可能性もあったけど、やっぱり君には会いたくてさ。会えないとしてもどうしてるのか知りたかった」


との事だ。ならばと、処分を決めた


「分かった、処分を言い渡す。これからしばらくはこの山に住む事」

次は夢、楓が山で暮らしている間に何かトラブルを起こせたらなと思ってます。目的通りに進むかは分かりませんが、頑張ります

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