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負けず嫌いな優等生のVRMMO  作者: ふぐちゃ
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アバター作成

2061年4月1日


俺は今日サンタさんからプレゼントを貰った子供のようにはしゃいでいた。


なぜなら最新型VRMMOの装置が届いたからだ。


正直ベータテストの応募数が人工の1/15も居たのでこの装置は買えないだろうと思っていた。


だが、ベータテストの終了した5月から完全予約制だった。発売までに企業は予約数から今後のユーザー増加量を予測して上手く量産をしたのだろう。


だから、俺はすんなりと購入することができた。


早速、ダンボールからその装置を取り出してみた。


「おー、これが最新型VR装置か。テレビで見たのと同じだな。うん。まずは説明書を読むか」


説明書にはこの装置の使い方やNLGの説明などが書いてあった。


その説明の中で


[まず始めにアバターを作成してください。アバター作成は本ゲームのサービス開始とは別でVR装置があれば可能になります。]


と書いてあったのでVR装置を説明書の通り装着して起動した。


すると


意識がVR装置に移っていくのを感じた。初めての感覚だった。


《ニューライフゲームアバター作成》


と頭の中に表示されたあと続けて


《身体スキャンを行います》

《身体スキャンが終了しました》

《職業を選択してください》


【騎士 盗賊 魔法使い 僧侶 拳闘士 鍛冶士】

【身体スキャンを基に職業を選択】


2つの項目が表示された。


俺は魔法使いになってみたいとも思っていたがネットで調べると圧倒的になりたい人が多くなぜか人と同じは嫌だったので折角なら身体スキャンからの職業にしようと思い【身体スキャンを基に職業を選択】を選んだ。


《職業を選出中》

《あなたの職業は侍が選出されました》

《侍を選択しますか?》


【はい】【いいえ】


と表示されたので【はい】を選んだ。


その途端、辺り一面が鏡の部屋に景色が変わった。

鏡には自分の姿があった。


「現実の俺と同じ顔だ、しかも身長も変化なし」


そう驚いていると


《身長を設定してください》


【160~180】


「身長を変えられるのか」


しかし上限があるな俺の今の身長が丁度170だったはずだから伸縮10までなら可能ってことか。


俺は今の身長を変えてしまうと現実との違和感が生じると思いそのままで設定した。


《体重を設定してください》


【55~75】


どうやら体重も変えられるようだ。


体重も身長と同じで±10までなら変更できるらしい。


これも現実と変わらないように設定した。


《顔を設定してください》


顔も色々と変更できるようだ。


「すごいな、整形みたいじゃないか。顔を変えられるのだったらこだわる人は何時間もこれの設定をするんだろうな。」


俺は目の色だけ青色に変更した。侍だから髪は黒のままでいこうと考えた。


《装備を確認してください》

《職業チェンジと頭で唱えてください》


そう表示されたので(職業チェンジ)と頭で唱えた。


すると


服装が一瞬にして侍の服装になった。


ちなみにさっきから全裸だった。別に寒くも暑く感じなかったからいいのだが。


服装を確認してみると腰には刀があり刀を抜くとまるで本物のような刃があった。


軽く振ってみるとしっかり重みがあり、なかなか振り応えある刀だった。


祖父の道場で振らしてもらったものと似た感覚があった。


「ほんとに現実みたいだ」


《ステータスを確認してください》

《ステータスオープンと頭で唱えてください》


「ステータスか、これが楽しみだったんだよ」

(ステータスオープン)



名前【名前を設定してください】Lv1


職業【町人】【侍】


------------------------------------


体力:100


魔力:100


攻撃力:10


防御力:10


敏捷力:10


スキル なし


------------------------------------


とステータスが目の前表示された。

「まずは名前か、名前はいつも通りでいいか」

名前はどのゲームでも共通で【零】という名前にしている。

設定が終わった


名前【零】Lv1


職業【町人】【侍】


------------------------------------


体力:100


魔力:100


攻撃力:10


防御力:10


敏捷力:10


スキル なし


------------------------------------



「Lvなんてあるのか、面白くなってきたな」


《アバター作成は以上です》

《終了しますか?》

【はい】【いいえ】

と表示されたので【はい】を選択して終了した。



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