08
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それは体感時間で五分前、宇宙連邦のコロニーが旧人類派に襲撃されたということだ。
普段軍はセンサーの速度を光を越えさせ、スマホ型の波動関数理論によるワープと時間の加速を行える装置を配っている。
さらには危険性を承知で脳内にPCを作成した者も居る。
民間にも配られた非常用システムだ。
世界連邦は半数を待機させ出撃させた。
そして両軍が交戦を始める。
「やれ」
旧人類派がシステムを発動させた。
時間の加速を邪魔するシステムである。
世界連邦はこれにアリスシステムで対抗しようとするがまったく抵抗出来ていない。
力場を観測できないのだ。
「秘密兵器か、だが私のアリスシステムは認識できる、全機を再加速させるぞ!」
そう修行を文字通り行ない独自に新たなシステム更新を独自に行ったいたガーダーだけが認識反応できた。
加速時間の差は僅か。
やはり超人の反応速度である。
そしてソレイユが現れた。
五年ぶりの遭遇である。
「これより武力介入を行う。双方戦闘を止めよ!応じなければ交戦を開始する!」
G1のパイロットが宣言する、だが、
「忌ま忌ましいソレイユめ、彼らの技術は尊敬するがいつまでも頂点のつもりでいるな、反魔法波動関数を展開しろ!」
反魔法波動関数とは魔法の領域に到達させた機械によりアンチフィールドを形成するシステムである。
だが
「カオスシステム順調に運行、問題ない」
ソレイユには効かなかった。
さらにガーダーに至ったては、
「何のこれしき!」
ガーダーは新人類計画をウェーバーとともに独自に作っていた。機械に頼るから有限になる、瞑想をし、無と無のゆらぎと同一になり無限超えた無限の性質を手に入れる。全ての属性を手に入れる理論だ。根性論と変わらない独自理論からアリスシステムを改善させていたのだ。軍内部からは嘲笑の対象だったが効果を示せた、そして…。
「やはりG3の技術にも対応してきたか」
全機が停止する。
しかしガーダーだけが対抗している。
G3のハッキング技術にも対応してきたのだ。
「今度こそ決着をつける!」
物質創造により機体を複製させる。
だが、
「アンチクリエイト展開」
物質創造を阻止される。
それでも対応するのがガーダーだ。
「まだだ力場が見えるなら対応できる!」
物質創造をさせて見せるガーダー。
戦闘は泥沼となりG1とガーダーの一騎討ちに入る。
「しつこい!」
「私にも維持があるのでね、付き合わせて貰うぞソレイユ!」
戦闘は近接武器が何度も限界を越えた加速を行ない遠距離攻撃を無力化していく。そして距離が0になったときG1はGNシステムの全開放を行った。
「む!?武器が切れないだと!?拮抗しているのか!」
現実には拮抗しているようのは互いに無限の領域に入り、宇宙の限界値まで両者が達したからだ。
たがそれでも…。
「スペースクリエイトシステム起動、新型宇宙の創造開始、機能の向上許可を求める」
G1はさらに上を行く。
しかし
「ダメよ撤退しなさい。観測だけさせて撤退よ、G3スペースクリエイトシステムを起動、旧人類派の機体を無力化して帰艦しなさい」
「G3了解」
何だ!?この力場は!?ガーダーは宇宙にも限界値があることをこの戦闘で悟った。だから負けはしないと思っていた。しかし相手は何故かさらに上を行く。
これはまたウェーバーに解析をしてもらわなければならない、
「アリスシステムによって認識は出来てる。次は無いぞ、ソレイユ」
まだ隠された技術があるかも知れない。
だが負けず嫌いなガーダーはそう宣言する。