06
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「いよいよ反逆の時だね、ガーダー」
あれから一年がたった。宇宙生命体は魔法の領域に有り、人類を新人類に進化させ魔法の領域にまで到達しなければならないと情報がもたらされた。
もちろん新人類計画は行われ、時間を加速操作させる技術が持たされたためイカれた科学者が新人類計画を完成させている。
もちろんガーダーも処置を受けている。
アリスシステムとは偶然にも魔法の領域に魂が持つなら発現できるシステムだった。
そのため波動関数理論を凌駕し、無限の防御力を持つビットを破壊できたのだ。
この事は実験で確かめられている。
つまり人類は今までの波動関数理論では魔法の領域にある宇宙生命体に負けることが決定していたのだ。
しかし対抗手段は手に入れた。
ソレイユに従うべきだ!という声は軍内部にはいる。
だが反乱を選び、世界の連邦と協力してソレイユを生け捕りにすることにした。
数は不明だが三機の名称とパイロット名は明かされている。
グラム1、つまりG1、ジーワンと呼ばれていることを。
世界の連邦には技術を流した。
地球を破壊できるほどの技術を得た。
逆に守る力も手に入れた。
これにより世界は密かに同盟宣言に加入した。
計画はこうだ。
しばらく現れていないソレイユのメンバーが現れたら確保、機体が見つかればワープで世界中の機体が集まる算段だ。
ここのところやはりハッキングで情報が筒抜けなのかメンバーは現れていない。
ハッキングに対する技術力も上がったのだがまだ不安がある。
「ウェーバー、我々は踊らされているのだ。反乱も見透かされている。技術力を渡せば後は逃げるだけでいい。現れるはずが…」
しかし通信が入り三機の機体が砂漠地帯に現れたと報告が入った。サーチ技術も向上している。向こうのステルスのほうが上なのだが今回は姿を堂々と現したらしい。
「罠か…。しかし軍の規定により行くしかあるまい」
三機は広範囲のフィールドを張り機体が集まるのを待っていた。
そして全ての機体が集まった所で真の力を発揮する…。
「人類進化GNシステム!(グランドニュートンシステム)本格起動!」
G1の放出する背中の放出する光が緑から赤に変わる。
「光速度を越え加速しても大丈夫にするシステム、周囲の環境を気にする必要がないシステムありたがたく使わせて貰うぜ!」
「隊長加速時間が減速してます、このままでは時間が停止してしまいます!」
「何!?」
そう人類を進化させる技術はソレイユも持っているのだ。
そのまま時間を停止させる。
後は機体のみを全機破壊すればいい…。
だが
「そうは行くか!このガーダー押して参る!」
そうガーダーだけがアリスシステムにより対抗してきたのだ。
「やはり貴様は危険だ!ここで排除する!」
G1と新型機グーダーの戦闘が行われた。
両者物質創造から機体を量産、支配し無尽蔵に闘わせる。
一進一退、拮抗している。
無限の力を振るうが地球を壊さないように地球の強度を上げながら戦っている。
一つ間違えば大惨事だ。
防御力に力を回し、攻撃を行う。
破壊されているのは子機同士のみだ。
本機は拮抗している。
だがそれも終わる。
「痛い!痛い!頭が痛い!」
ガーダーが突然苦しみ出したのだ。
そしてG1も稼働を止める。
ガーダーの機体は時間停止した。
その元凶はG3である。
「なぜ作戦行動に無い行動を取るG1、抵抗できたのは予想できていたはずだ。あらかじめシステムに制限を掛けなければこの男を殺すところだったのだぞ?」
「この男は危険だ。作戦に良くない傾向をもたらす」
「ふん、無量大数の雑魚より一人の無敵の人類の方が宇宙生命体との生存率は高まる、作戦行動に戻れ、システムを返すぞ」
「…了解」
不満だらけだがシステム管理者として上位に居る。
逆らえないためしぶしぶ作戦に戻り、時間が停止した中、機体だけを破壊していく。