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「我に従え!コード、超能力を自覚し能力を互いに増幅しあえ!ゴットに反逆しろ!」
計画は行われた。
念話のコードによりコードを遠くに飛ばし、命令を飛ばす、コードを増幅させるコードを使い、さらにはコードを覚醒されるコードすらも飛ばし、力の増幅を再現なく行う。
だが。
「精神エレベーターから二キロ範囲で念話が止まっている。念話の反動からそれが分かるみたいだね」
謎の人物は言う。
増幅は際限無く行われている。
なら相手の妨害する能力はどこまで強いのだろうか?
「討って出る、全機出るぞ!」
「貴様らは洗脳されているのだ!本当は戦いたく無いのではないのかね!?」
一人のゴットがそう言う。
その言葉に皆が反応するが…。
「あいつの言葉を聞いてはダメだ!隙が生まれれば撃墜されるぞ!もう我々は反逆者だ!生きたければ戦え!」
一人の反逆者が反論する。
実は心の中では反乱をしたい者がいるのだ。
皆は洗脳から抜け出せないと気付くと反乱に戻る。
「チッ!」
戦闘はトップ同士の争いになっている。
精神エレベーターまで二キロに渡って障壁が張られゴット以外は出入り出来ないのだ。
障壁越しから狙撃されるがもちろんコードを使い防ぐ。
障壁を破ろうとするが破れない。
増幅されたコードでただならぬ力で破壊しようとするが破壊されない。
そんなやり取りが一時間に渡って行われたとき、
「な!機体が動かない!?」
両者の機体が動かなくなり墜落する、しかしギニアスの機体だけが動いていた。
「なんだ?これは」
おかしい。目に見えていた障壁すらも消えている。
これは罠か?
もしかしたら門と関係があるかも知れない。
「行くしかあるまい…」
不安を背負い精神エレベーターへと向かうギニアス。
精神エレベーターらしき構造は謎の人物から渡された通りの情報で神殿となっていた。
普通なら止められるだろうが人が停止していて中に入れる、この時点でおかしい。
そして奥に入り、魔方陣が描かれた宮殿へと入る。
恐らくこの魔方陣がゲートなのだろう、使い方が分からないが起動していて向こうの風景が見える。
巨大な門である。
大きさは果てが見えないほどの巨大さである。
そこには一人の少女、ティファがいた。
「あら?警備兵を全て無力化しましたか?すごいですね、その運の良さとコードは。他の方はどうされたのですか?まさか私が無力だと思いましたか?すでに神とのコンタクトは終わっています。今の私は万能です。あなた達を殺すも生かすも自由自在です」
「そうだな、まさに奇跡だったよ。運の良さは分からないが悪運だけは強い。アイツのお膳立てなんだろう、ここまで来て神に挨拶をしないとは失礼に値する、挨拶をさせて貰おうか」
「まあ?そんなことですの?それなら早くやりなさいな、時間は早い方がいいですわ」
「ああ、ギニアス・コーダが命じる…神よ!どうか希望を無くさないでくれ!」
「コードを使った気かしら?もう超常は無くしましたわ、そもそも神相手に人のコードは通じません。もう私はこの力で歴史を修正しなくてはならないのです。そもそも資格がありまさんわ、万能の力を手にした私なら分かります、あなたに資格が無いから万能のコードを手にして無いわ」
「うるさい!神よ、人の歩みを愛を歴史を無かったことにしないでくれ!人の歴史は戦いだった、超常が無くなろうが戦いは無くならない、人の作り出した希望を、希望を作り出した歴史と未来を無くさないでくれ!人は愛を作り出す!人の作り出す希望と愛、作り出した歴史の愛と希望の未来を捨てないでくれ!」
「まだ言いますか、資格が無い者の声を神は聞きませんわ」
「ギニアス・コーダが命じる、失望するな!」
その時コードが発動した。
そして変化は劇的に起こる。
「な!?コードが発動した!?なぜ!?神には人の力は及ばないはずよ!門が開く、行かなくては!」
ティファは走る、だが、ギニアスが命じる、止まれと。
「な、万能の私が止められた?」
ギニアスはこの時ミスをしたことに気づいた、だが動揺が大きいのか必死に万能の力で動こうとするティファ。一瞬の隙をついてさらにコードを使う。
「万能の力を使うな」
命じる。
「結局、万能でも俺たちは人間なのだな、先に万能の力を封じるべきだった。だがお前もミスを犯したな、焦るあまり俺を消そうとしなかったのだから」
ティファは悔しくて歯噛みする。
「さて、招かれたのだ、行くしかあるまい。これで不快感を買って消されては堪らんからな」
ギニアスは奥に進む。
長い距離だが奥に人が男一人居る。
彼が神?
「この姿では初めましてだな、ギニアス。ソレイユ所属G1パイロット、アルスだ」
「ソレイユ…ゴットの敵か、この姿ではとは謎の人物おまえか?」
「ああ、そうだ、まずは事の発端を説明しよう」
G3のパラレルシステムとラプラスコンピュータを使い、ゼロシステムで自閉していた人工地球を見つけハッキングを続けていた。殺害が目的ではなく無力化が目的だった。そして偶然神とのコンタクトを取る前に理論をハッキングし見つけた。その方法がテレパシーで神の門を知覚しており、巫女により、門を開けるという物である。巫女が分からないが先に神とコンタクトを取ろう、そう作戦を練り、コンタクトを取った。門まではパラレルシステムで知覚できた。それは意図的だったかも知れない。そして俺は万能のスキルを渡せと命令した。正気かと?ああ、俺は正気だ。
神とコンタクトを取りその力と存在と万能性に気づいた。
ー正気か?人よ、神が渡すと思うか?ー
ああ、お前なら渡すさ、お前は俺で、俺はお前だ。
人はもっと発展すべきだ。
見ろ、地球を。発展し、様々な娯楽が増えた。
これからも発展する。
なら守りたいと思うのが神だ。
神は意味もなく人を作った訳じゃない。
発展を促したことも有るだろう。
俺たちが居たようにだ。
何度も干渉したのだろう?平和を守るために。
なら力を貸せ、今度こそ明確に守るぞ。
ーやはり、汝の性格は好ましい。ただ一つ条件があるー
良いだろう、お前は人類の王様だ、王の決定には従おう。
「その条件とはなんだ?どんな契約を行ったんだ?」
「それはお前が王に相応しいか決めることだ」
ー人類の王を決める、その者に手助けをしろ、ただし試練になる程度までだー
了解した。王には従おう。そして試練になる程度までにしておこう。
「お前が高潔、ヒーローか見定める試煉だったのだ。洗脳のコードを与えられ高潔かどうか見ていた、王に相応しいか、そして王は見事に認められた、俺は王に従おう。命令を」
「真に万能の力を持つならすでに分かっているな?俺は人の歴史を希望を無くさないでくれと叫んだんだ、王が作る歴史では無く、人が自由の元、作る歴史を。ならば俺は王を辞退する。人は自由の元歴史を希望と未来を作るべきだ」
「正気か?もうチャンスは無いんだぞ?後悔しないか」
「ここに来て俺も万能になった、今なら分かる、理由があるならまたチャンスはある、悲観することでもない」
「確かに、だがここまで来た責任だ、もしものことがあれば王になれ。それがここまで来た義務だ」
「ああ、そのときは頼りにしているぞ相棒」
「ああ、そうだな、ようこそソレイユへ」
秘密裏に万能の存在となり世界の守護者となった二人。
こうして世界は絶対の安全を手に入れた。




