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ゴット編です。
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あれから十年がさらにたった。
旧人類派はゼロシステムで人工地球を隠し過ごしていた。
そして内部で紛争が起きていた。
それは階級制度で厳格に格差をわざわざ作り競争を促したためである。
優秀な者は階級が上がる。
しかし、現実は人間であるため腐敗していた。
時間加速を行ない起きた必然である。
そして思想も変わっていた、我々が選ばれた人間で有るべきだと。
「我に従え!反逆は許さん!」
反乱者ギニアスはコードの力を使う。コードとは一人一人に神に近づく専用の回路を埋め込んだ謎の力である。
ギニアスにも分からないが謎の人物から力が欲しいか?と問われ、最底辺である、ギニアスは契約した。謎の人物にはもちろん効かないと言われ事実確かめている。
ギニアスはコードの力を使い、密かに反乱を企てた。
だがこの旧人類派改め、ゴットはコードを保有していた。
つまりバレたのだ。
幸い洗脳系は自分のコードの方が優れていて自身にも暗示を掛けてある。
謎の男も女も分からない人物はこのゴットの裏切り者かも知れない。
ボイスチェンジャーを使っているから判別が付かない。
「くそ、対コード機体を製造する人材を確保できたのはいいが人材が不足だ、これ以上確保するには対コードジャミングを突発しなければならない」
ギニアスは最底辺の階級、カーバに変な顔をされ立ち去られた。普通なら通報されるがカーバの内心は反逆するなら勝手にしてくれ、この地獄が終わるならな、である。つまり反乱者だと悟っているが変な行動を起こさば危険であることも悟っている。さらには内心では応援しているのである。
「ギニアス、もう少しまて、視線さえ合えばコードが通じるようになる、それまでの辛抱だ。人間を物質創造で複製してもコードが生じない、この限界まで加速された世界でコード保有者を増やすのに通常のクローン技術では寿命が持たないのは分かっている。もう少しまてば一回限りのお前のコード作戦が使える」
そう謎の人物は何度か接触しては対コード機体の技術を貰っているのだ。
最初は不信感から殺害も試みたが生き返った。
不気味過ぎて恐怖だが味方の行動を未だに取る以上、有益ならば利用するしか有るまい。
「だがやつらはより上位のコードを確率ではなく人工的に作り出す計画を完成させる寸前まで行っている!超越者が生まれれば数も問題ではなくなる!」
「同意見だな、だが自分にコードが通じたことが有ったか?お前にもだ、これまで時を止めるコードを受けたことがある。だがお前と一部の僅かに時を加速させるコードを持った者だけが動けた。後は全員を再び加速させ事なきを得たがお前だけは特別製だ、信じろ」
謎の人物から言葉を受ける。
確かに経験がある。
ギニアスにはなぜ全員に同じ処置をしないのか気になったがそもそもコードとは何なのかが分からない。
なぜこの人物には通じないのか、不思議でたまらないが今はこの人物に頼るしかない。
「そもそもその一回限りの計画の全貌を知らないのだがね、どんな計画なのだ?」
「方法を幾つか検討していたが念話のコードが手に入った。コードを増幅させるコードも確保している、後は数だ。協力者が居る、数も揃うはずだ」
「ほう…。ならもう実行に移せるんじゃないか?俺のコードで味方を増やす作戦だろ?数がそんなに不安なのか?」
「確認したが邪魔をするだけなら最強のコード保有者がゴットに居る。気づかれれば御仕舞いだ。もうコードを張られているが念話には対応してなかった。そこから念話のみを強化して時間を稼ぐ、強力な念話には気付くだろうが、対抗されるかは五分五分だ。もちろんコードを増幅するコード保有者もコードが効かないようにしてある。短距離ならコードが通じるはずだ。お前の処置より強力なやつだ、お前の処置もしてくれと言うだろうがもちろんするつもりだ。短距離なら通じるようになる。もちろん自分には効かないぞ?」
「なら数が必要だな、協力者は信用できるのか…。自分を信じろか…。胡散臭い人間だが能力だけは確かに信じられるな、裏切らないようコードを掛けてあるんだろ?お前から授かったコードだ、自由に本当は作れるのだろう?はぐらかすな、自惚れる気はない、真実、このタイプのコードでなければ反乱は無理だった、意図的に作ったとしか思えない、作れるのだろう?コードを」
謎の人物は最後はそうだ、一度作ったことのあるコードは作れると白状した。
ギニアスは納得した。
前もって実験を独自にしたことが有るのだろう。
そしてコードの秘密を知っている。
「教えてくれ、コードとは何だ?お前なら知っているはずだ。今まで研究所を襲い、資料を漁ったが神の力だとしか書かれてなかった、それでは波動関数理論だって神の力だ。だが現実はコードの方が優れていている。波動関数理論でコードの力に対抗できないのが証明されている。時間停止の時がそうだった、コードとはなんだ?」
「それは…」
謎の人物は困る、信じられないことが真実だからだ。
教えても笑われるかも知れない。
悩みそして…。




