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「なんだと!?模倣されただと!?」
しばらく前に宇宙生命体が銀河の端で確認できたと報告が上がってからしばらくして衝撃的な情報がもたらされた。
「はい、通信によりコンタクトを試みましたが逆にハッキングされ施設の全ての情報を理解されてしまいました。現在、宇宙生命体は最新機体の設計図から自身を分裂させグラムスーツに変貌しています。ワープ技術も理解された可能性があります。無人探査機を送りましたが抵抗虚しく補食行動をされました。次はいつ地球にやって来るか分かりません。ワープ技術も理解されたはずなので今すぐにでも地球に現れる可能性があります」
実質上、敵対生物であると宣告されていることである。しかも技術も抜かれ模倣されたということは技術力に差が無いと言うことである。
「頼みの綱はソレイユからもたらされたアリスシステムの同調システムか…。意識を同調させ巨大な魔法力場を作り出すことだけが最後の砦か…」
今すぐに来るわけではないなら間に合うだろう。
しかし対抗できるかは未知数である。
「ソレイユも居ます、彼らが最後の技術を持っていれば対抗策はあるかと…」
頼みの綱はソレイユでもある。
あの組織は未だに技術力で上まっている。
希望は有るだろう。
「彼らの最後の技術が通じるかどうかそれが希望か…」
「最悪の展開ね。」
サリアは呟く、文字通り人類の科学力を上げたのだが逆に奪われてしまった。
「それに最悪のケースが的中したわ。これで全ての技術を投入しなければ生存の道はないわ、ハッキング技術も通じない相手だもの、切り札を切るしかないわ」
「その切り札があるのが異常だと思うんだがな…アルスはどう思う?」
リックがG1のパイロットに質問する。
「そのための組織だ、疑問を挟む余地は無い」
そうそのための組織だ。
切り札を常に用意する、そうしなければこの組織は壊滅していただろう。
最後の戦いのために切り札を使う。
自然な行動だ。
「ああ、そうだな、そのために俺達は世界に喧嘩を売ったんだ。最後の作戦を完了させるさ」
「聞いたかいガーダー?軍の情報を全て抜かれてさらには模倣されたらしいよ?さらに単純な捕食者行動をする敵性生物らしい。いつ襲ってくるか分からない状況だけどソレイユからもたらされた最後の技術は通じると思うかい?今でも地球に近づいているらしいよ?」
「ああ、聞いたさ、通じると思えば通じる、まずは信じることが必要さ。この技術で敵より圧倒的な存在になればいい。無人機には意思の強さが無いがこれで同調すれば巨大な力になる。ソレイユの理論だ、通じるさ」
現実にはその技術も模倣されたのだが強気でいる。
相手は恐らく単純な思考の生物だ。
意思の力と複雑性はこちらの方が上まっているはずだ。
巨大な魔法存在のため敵無しだっただろうがワープせずに慎重に近づいているのが敵であると認識している証拠である。
本能で近づいているのだろうが逆に痛い目に会わせるだけだ。
「ソレイユとの共闘か…。最後は維持を見せてくれソレイユ」




