第1話 入学式
俺はこの春から東京に上京してきた、ごく普通の高校生、奥村正宗である。
今日この『私立グレートエクサイト学園』に入学した。
実はこの学園は去年まで女子校で今年から共学になったばかりである。
この学園の生徒は稀に見るほどの可愛い女の子ばかりで、スカートの丈も膝上と、とても短い。
「ここまで女の子が多いとはなー…」
「これは素直に喜んでいいのか?それとも……。」
「どちらにせよ……うへへw」
「これからの学園生活楽しみだなー」
そんなことを考えていると正宗はあることに気が付いた。
「そういえば、さっきから……」
その瞬間、後ろからいきなり誰かに背中を押された。
「まーくん、おはよっ!!な~に、朝からニヤニヤしてるの~?」
朝からニヤリとテンションマックスで話しかけてきたのは、小学校からの幼なじみである四谷森美波だ。
「なんだよ、美波。朝からうっせーなぁー、女の子たちを少し見てただけだろ!」
「うわっ!早速、手出そうとしてんだ!この学園に女の子しかいないからって!」
「そりゃ、あんたからしたら女の子なんて選び放題よねっ!!私は…」
美波は何か言いかけてやめた。
少し怒って美波がぷいっと横を向いたように見えた。
なんで怒ってんだ?不思議な奴やな…
「ん? ちょっと待てよ。」
「おい美波、今、女の子しかいないって言ったか?」
「うん!言ったけど…。それがどうしたの?」
「そういや、朝学校に来てから一度も男に会ってねーじゃん!」
「もしかして、この学園に男は俺一人だけだったりして(笑)」
正宗は冗談半分で半笑いで言った。
まさか、学園で男が俺一人なんてことはあり得ないだろうと思っていた。
しかし、次の美波の発言を聞いて顔の筋肉が緩んだ。
「そうだよ。」
「この学園で男の子はまーくんだけだよ?」
「しらなかったの?」
「知ってる訳ねーだろ!受験の時に他に男いたし!」
「あー…そういえば、今年の男の子は、試験のできがあんましよくなかったらしいから、みんな受験落ちちゃったんだね!」
「まじか!この学園でたった一人しか男がいないんだ!!!」
「なんで気付かなかったんだろーっ!」
こんな、マンガみたいな出来事って本当にあるものなのかっ!と思った。
「ってことは、この学園で好きなだけハーレム築けるじゃねーか」
「よーし、決めたぜ!この学園で人生で男が1回は夢に見る、う・ふ・ふなハーレムを築いていってやるぜ!」
「ひゃっほーいっ!!」
「待ってろよ俺の“青春ハーレム生活”よ!」
こうして奥村正宗の、『学園でたった1人しか男がいないハーレム学園生活』が幕を開けたのだった。
これからは一週間に一回のペースで連載する予定です!
初めて、小説を執筆したので作品になっていないかもしれませんが、これから読者の皆さんに少しでも楽しんでもらえるような作品作りを努めていきます。
修正箇所・良くないところ・良いところを指摘して頂けるとこれからの作品作りの参考にできます。
第2話 生徒会
を執筆中です!
これからもよろしくお願いします!