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女神様の暇つぶし  作者: 糸切り前歯
11/18

第10話 テンプレ来たこれ

「やっとギルドに着いたか...」


確かギルドって酔っ払いや頭のネジが緩んでる奴らの溜まり場ってイメージなんだよなぁ〜

...正直に言う

すごく楽しみだ!


よし、入ってみっか


俺はそんな期待を胸に扉を開けた

おおっ!これは...!

俺の予想を裏切らない荒れ具合だ。壁の所々に穴や血がついてる

昼間ってのに酒場ではおっさん達が酒を飲みながら騒いでいる



「おい、ここはガキの来る場所じァーねェぞ」



おっ、待ってました〜

theテンプレ道理の展開だ...!



「おいゴラァ聞いてんのかァ」


「ん?あぁ俺に言ってたんすか

すいません、どこかの犬が吠えてんのかと思いまして

気が付きませんでしたわ」


「なんだとてめぇ...ちっとツラ貸せや」


「何でですか?俺は別にここでもいいでよ

あっ、もしかして負けた姿を見られんのが恥ずかしいから別の場所でやりたかったんですか

すいません、察してあげることが出来なくて」



...やべーな調子に乗って煽りすぎたわ

アイツかなり怒ってんだろうな顔むっちゃ赤いやん

まー、勝てばいいか



「いいぞ、坊主もっと言ってやれ!」

「坊主負けんなよ酒代かかってんだからな!」

「ルガが勝つに賭けるぞ」

「ルガ!その生意気なガキに大人の怖さ教えてやれ!」

「あ、あのぉ喧嘩は...やめてくださぁい」



うんうん、いい感じに外野も盛り上がってきたね

てか、あのおっさん ルガ って名前なのか...『頭が禿げてルガ何か?』的な?w

...うん、滑ってたな



「おい、ボウズ謝んなら今のうちだぜ」


「え?マジで?おっさんあんなボロクソに言われたのに許すとか心広いっすね。あ、すいません臆病なだけでしたね」


「...てめぇいい度胸してんな。自己紹介がてら教えてやるよ俺は Cランク冒険者 ルガ・ガルーガ 二つ名《冷静な狂戦士》覚えておけ」


「あっそ、なら俺も教えてやるよ。俺はシr...終夜だ 」



...これかなりヤバくね??

俺、また死ぬのか一様あいつのステータス見てみっか

スキル発動《完全看破》対象者 ルガ・ガルーガ




名前︰ルガ・ガルーガ


Lv︰37

種族︰人間

職業︰狂戦士


体力︰1900

魔力︰500

筋力︰3500

耐久力︰2600

素早さ︰700

精神力︰1700

運︰150


《スキル》

筋力増加

耐久力増加

筋力超増加

耐久力超増加

威圧


《エクストラスキル》

狂人化

狂戦士の教え


《称号》

――


《二つ名》

冷静な狂戦士



...やっぱヤバい奴やったな

今の俺じゃ勝てなくね…いや、俺は強い!...と思いたい

まー、なるようになれだ!



「おいおい、まさか怖じ気付いたんじゃねーよな

...さっさと構えな思い知らせてやんよ」


「ふっ、怖じ気付いただぁ?逆だね楽しみで仕方ねぇんだよ

...かかってきな返り討ちにしてやるよ」



あぁ〜、終わったわこれ

楽しみな訳あるか!怖くてちびったわボケ!

何言ってんだよ俺は!



「行くぞ!ボウズ...いや、シュウヤ!」


「こいや!おっさん!」




読んでいただきありがとうございます

誤字・脱字等ありましたら教えてください

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