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死神の王に対面
書くの時間かかるな
「……………は?」
視界が解放されると見慣れない景色が広がる
〔何だろう魔王とかいそうだな〕
(こんにちは斎藤あかりさんよ)
「…誰?」
〔確かに私は斎藤あかりだけどさぁ〕
「というかここは何処ですか?」
(ちょっと待ってろ)
目の前に大鎌を持った40代ほどに見える男性が現れた
『やあ 俺は死神の王、マインだ。
君には死神になって欲しくてさ』
〔…え?〕
「えぇぇぇーえぇ!」
『落ち着け落ち着け』
「はあはぁ」
『それでいいかな?』
「やっぱり」
『あとここから出るには死神にならないとダメだよ』
「それなら質問してからでもいいです…でしょうか」
〔敬語使いなれてないから噛んだ…〕
『いいぞ』
「死神はどんなことをするのでしょうか」
『それならまずは魂のちがいについて話さないとな。
この世界には邪悪な魂と善良な魂があるんだ。
邪悪な魂は善良な魂にまで影響する。
邪悪な魂が多くなりすぎるとこの世界は秩序が崩壊するんだよ。
その邪悪な魂を回収して新しい魂を作りだすんだ』
「…つまり?」
『邪悪な魂を集めてきてね』
〔やっぱりそうなるのかよ〕