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【こーゆー話】

作者: とーよー



こーゆー話がある。



まずは、そこには村があった。


大きくもなく、小さくもなく、わりと普通の村だ。


畑があり、河があり、民家がポンポンとある平均的な村である。


その村に1人の青年がやって来た。


その青年は腹が減っていたので何か食べ物をくれと村人にお願いした。村人達は優しいので、みんな食べ物を分け与えてやった。それから数日後、青年は村人達にお礼に歌を披露した。


しかし、言っておく。


そーゆー話はない。


作った。作ってみた。


オリジナルで攻めてみた。



続いて、こーゆー話がある。



1921年、ドイツのある研究施設で宇宙人とのコンタクトを取るための極秘研究が進められていた。それを始めたのはオブラード・ミッシェルといって物理学の世界ではそれなりに有名な人物であったが、その研究の途中で彼は行方不明となった。


宇宙人に連れ去れたのだろう、や、政府に暗殺されたのだろう、という様々な憶測が飛び交った、が、しかし、それから52年が経った1973年、彼はフランスで姿を現した。


それも昔の年齢、昔の姿のまま……。


それで、勿論、今まで何をしていだ?何処に居たんだ?という質問を当然の様にミッシェル博士は数多く受ける事になるのだが、ミッシェル博士にはここ50年間の記憶が全くない。つまりは空白の時間を過ごしたと答えるしかなかった。それで、当時、パリで開発された精神医療に過去を思い出すという治療があり、それを受ける事になったのだが、そこで驚くべき事が判明した……というところまでを作ってみた。 勿論、そんな話は本当はない。



こーゆー話がある。



目覚めると鳥になっていた。


クチバシがあり、翼があり、大空を自由に飛び回る事が出来た、なんて話も勿論ない。


オリジナルで攻めてみた。



こーゆー話がある。


1つの話があった。


しかし、そーゆー話はない。


オリジナルで攻めてみた。



こーゆー話があるのかないのか分からないけど多分ない。


オリジナルでも多分ない。



こーゆー話はない。


もう何もない。


いつまでもあると思うな!!



        ~おしまい~



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