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海風  作者: 毛利 政宗
6/11

あと・・・

上手くかけてるかな??

感想待ってます^^

あのあと、帰ったら熱が38度5分出た・・・

で、学校を休んだ。健太は病気のことを

舞と智弘くんには言うらしい。


ピピピピピピ~♪


あ、メール。


{健太。

 熱大丈夫か??

 舞ちゃんと智弘に言った。

 そしたら、「いっぱい遊ぼうね」

 って言ってくれた・・・

 舞いちゃんと智弘と俺で放課後行くからな。}


・・・ほっ・・・


ピピピピピ


「送信!!」



{良かったね。認めてもらって^^

 放課後来てくれるの?嬉しい。

 両親は海外だから大変で・・・

 待ってるね。      人美 }


そう、私の親は仕事の転勤(意外に社長だよ)で二人とも海外にいる。

私は、高校入ったばっかりだったから日本に残った。

実は、私のお母さんも小さいの時に他界した・・・


ー放課後ー


「よーし、行くかあ。」

「行こー」

「あっ、舞待ってえ!!」


「903っと。」


ピーンポーン♪


「あーい??」

「俺。」

「あっ、はいはーい。」


エレベーター内。。。

「人美ちゃん、声かれてたね・・・」

「人美の美声が!!」

「あいつが美声ぃ?どこが。」

「えっ、知らないの?!人美ちゃんって歌がすっげえ上手いんだよ?!」

「そうなの??」

「彼氏なんだからそのくらい知っときなさいよ。」


ドア前。。。

ピンポーン

「あーい?」

「あたし。」

「あーい!!」

がちゃ

「いらっしゃい!!」

「よお。あがらせてもらうぜ。」

「お邪魔しま~す♪」

「いつもながらきれいね~。あたしの部屋とは大違い!!」

「ありがとう^^」

「あっ、人美。いろいろ買ってきたぞ~。」

「あー。冷蔵庫に入れといて~」



「38度9分・・・少し上がったねえ・・」

「う~ん・・・・」

「人美。寝ろ。」

「寝てたよ!」

「もっと、寝なさい。いつも寝てないからこうなるのよ!!」

「夜更かしはよくないよ~」

「・・・はーい・・・」




ー夜ー


「よく寝たあ~」

「おう。」

「あれ二人は??」

「あ~、帰った。」

「ふーん。」


ってことは、二人かあ~。


「汗がヤバイ。」

「風呂入れば?沸かしたよ。」

「入ったの?」

「んー。入った。」

「ふーん。って勝ってに入らないでよ。」

「だって、寝てたし。」

「もぉー」


ま、入ろ。


入ってる間、考えた。


あと、何日・・・健太が生きられるのか。



「・・・」



「あがったよ。」

「おう。」

「・・・ねえ、あとどのぐらい・・・」

「え?」

「あとどのぐらい、生きられるの??」


長い沈黙。その沈黙をやぶったのは健太だった。


「・・・一ヶ月。」

「・・・それだけ・・・」

「大丈夫だ。俺は・・・それを何日でもぬいてやる。」

「・・・うん!」


少しでも・・・長く、生きていてほしい。


それが私と健太と舞と智弘くんの願い・・・


残り・・・






『一ヶ月』






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