秘密
あれから、生徒会長にも彼女できて・・・
「あの事ごめんね~」
「いえ、いいんですよ。」
うぬぼれてた。
嫌がれせも、虫事件の時、健太がキレたらしくて、それが怖かったのか
嫌がらせがなくなった。
「ま、一件落着なのかな?」
「なんで、疑問文?一件落着なんだよ。」
「そうだね^^」
「ぐっ!!」
「どうしたの、健太??」
「なんでもない・・・」
「そう・・・」
もっと、この時聞いとけばよかった。
そしたら、少しは悲しみが減ったのかもしれないのに。
ー次の日ー
「えーとっ、柳沢は休みだ。」
「えっ。」
なんで、なんにもいってくれなかったんだろう・・・
「はよーざいま~す。」
「遅刻だ。秀南。」
ー授業中ー
「ねえ、人美ちゃん。舞。」ヒソヒソ
「なに、智弘くん。」
「何、智?」
「健太がねえ、大きな病院に入っていったよ。」
「はあああっ!!」
「えええええ!!」
「「「あ。」」」
「秀南、藤田、沢村、廊下立っときなさい。」
「やったね♪」
「えっ、沢村?何で?」
学級全員爆笑。
「ナイス、人美!」
「yeah!」
「人美ちゃん、さすが!」
「お前ら、通知表オール1」
「・・・校長にチクルからね」
「冗談だ、藤田。職は失いたくないわ。」
「じゃ、言うなよな~、まったく。」
「とにかく!!立ってろ!!」
「「「へーイ」」」
ー廊下ー
「さっきの・・・本当?」
「うん・・・」
「何隠してんだろうね・・・柳沢くん・・・」
秘密はナシだよ・・・健太・・・