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出会いと戸惑い

かなめ君、二組の佐々木さんが呼んでるよ」


 クラスメートの女子が後ろから声をかけてきた。


 夏休み明けの始業式の日、ホームルームが終わり、生徒たちが帰り始めたときだった。


 要は五年一組、隣の組の学級委員が何の用なのだろう。


 要が教室のドアから廊下に出ると二人の女子が立っている。一人は大柄でしっかりした感じの佐々木由美。近所に住む幼馴染だ。


 もう一人は見慣れない少女だった。やや小柄で髪は短め、薄いピンクのスカートに青い半そでのシャツを纏っている。


 おとなしそうな雰囲気をまとう彼女は、くりくりしたつぶらな目が特に印象的だ。

まつ毛も長い。


「この子、梅原うめばら佳代かよさんといって今日転校してきたの。要に会って話したいんだって。なんでも共通の友達がいるそうだよ〜」


「えっ、共通の友達?」


 目の前の少女とは会ったことがない。共通の友達といってもとんと思い当たらない。


いったい…。

                        


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