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魔法

魔法という技術がある。

体内を流れる魔力という力を触媒である魔石に流して魔石の力を引き出し様々な力を操る。

私が知っている魔法というのは大体そんな感じの認識であったがギルドで使われる魔法は魔石を使わないらしい。

魔石を使って増殖させることはあるが魔石なしで魔法を使えない人というのはいないとか。


魔力を詠唱で練りながらマナへと変化させていきマナを火や雷や岩石など様々な物へ変化させ放出したり拡散したりその場にとどめたりして戦闘に用いるとのことである。

私も多少魔石を用いた魔法は使えるがこの世界の魔法は全く知らない新しいものだった。


「なんだい?あんた魔法使えないのかい?エルフでしかもそれだけ適正高いのに使わないのはもったいないね。あたしが叩き込んでやるよ。」

「え?グィネヴィアさん流石にお忙しいのでは?」

「あんたにはあたしも世話になってんだ。ちゃんと返すのがスジってもんだろ。これでも他人に教えんのは慣れてるんだよ。使えたって損はないんだから大人しく習っときな。」

「はぁ。それじゃあまあ一応よろしくお願いします。」

「あっはっは。任せておきな。なぁに100年もすればあんたも立派な魔法使いになれるさ。」


これがこの現世に来てすぐの頃のグィネヴィアさんとのやりとりである。

正直に言えば私はそんなに乗り気でもなかった。

私は戦闘に力を入れるつもりはそんなになかったし。

ただまあ使えたら何かで便利だろうなと。

それくらいの軽い気持ちで習い始める事を決めた。


「それじゃあ行くよ。ついてきな。」

「えっ?どこにですか?」

「何言ってんのさ決まってんだろう?魔法学校だよ。」


グィネヴィアさんはどうやら魔法学校の創設者で現在は名誉教員という立場であり気が向いた時には出向いて教鞭を振るっているらしい。

私はよくわからないままに新入生のクラスへと放り込まれていた。

…このクラス私以外子供しかいないなぁ…。


学園へと通いながら授業が終わってからは食料問題解決の為に奔走して三ヶ月ほど経過した頃。

「さあ。今日は初等部課程終了の試験だよ。みんなあたしに勉強した魔法を見せておくれ。」

試験官は何故かグィネヴィアさんだった。


それぞれクラスメイト達は習った基礎魔法を披露していく。

そして私の番になり魔法を披露する。

「おお。メルナは優秀だね。普通その歳まで魔法を使えなかったらもう少し苦労するもんなんだが…。ちゃんとみんなについていけてるね。」

…私の成績は中の下くらいだった。


魔法を使うことに対しては抵抗があるわけではないけど。

やはり若い子達に比べると飲み込みがいいとは言えず多少ついて行くのに苦戦した。


そして。現在。

魔法学校に通う余裕はなくなりあれよあれやと忙しくなった私だったが…。


「あんた。急にどうしたのさそれ…。」

「いや…久しぶりに魔法を使ってみたら…。」


ある時をきっかけに…いや、明確に『魔王』が発動したあたりからだろう。

私は魔法の技術が格段に上がっていた。

最近明確に執筆のペースが落ちており申し訳ありません…!

多忙によりしばらくの間少しだけ更新のペースを落とすか更新のお休みを取ろうかと考えております。

5000pvを超えてたくさんの方に読んでもらえるようになったというのに不甲斐ない…!

また詳細こちらに書こうと思っておりますので今後とも1000年ぼっちをよろしくお願いします!

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